ボンネットバス(ボン太号)

ぼんねっとばす(ぼんたごう)


昭和51年(1976)頃まで大津営業所で路線バスとして運行、昭和53年(1978)には京都定期観光バス50周年を記念して「おいでやす京都号」として運行、その後、東海ボンネットバス保存同好会が購入した。
平成6年(1994)第49回国民体育大会(わかしゃち国体)開催時に観光協会が選手の観光案内に活用したことがきっかけとなり、平成7年(1995)に「ボン太号」の愛称で各種イベントに登場している。「来る福招き猫まつり」や「せと・あとりえ参道」では、レトロな雰囲気を珍しがる子どもから懐かしさを感じる大人まで、たくさんの人たちの夢を乗せて瀬戸川沿いを走った。現在、招き猫ミュージアム前駐車場に展示されている。

ベロタクシー

べろたくしー


平成9年(1997)にドイツで開発された環境にやさしい交通システムとして開発された自転車タクシー。日本では、平成14年(2002)に京都で走ったのが最初。「来る福招き猫まつり」や「せと・あとりえ参道」で運行した。

招き猫メイク

まねきねこめいく


平成17年(2005)「第10回 来る福招き猫まつりin瀬戸」から始まった「招き猫メイク」は好評で、家族連れでも楽しめるイベントになってきた。美容師の大竹路恵さんが初代キャッツのメイクさんからメイク方法を習う。平成22年(2010)第15回から中部美容専門学校がメイクに協力。
⇒「来る福招き猫まつりin瀬戸」を参照

ゆるり秋の窯めぐり

ゆるりあきのかまめぐり


平成12年(2000)からはじまったイベント。
「ゆるり秋の窯めぐり」は、ものづくりの文化や伝統を今に伝える窯元約50軒が、普段は見ることのできない工房やギャラリーを開放し、お客様をおもてなしするイベント。来訪者が作り手の人柄に触れながら作品をお値打ちに購入したり、作陶体験や散策を楽しむことができる。
窯元が集積する地域である赤津・品野・水野地区で同時開催し、3地区を結ぶ回遊バス「せとらんぜ号」が運行されるので、瀬戸市内のまち全体を一つのイベント会場として、心ゆくまでせとものの魅力を満喫できる。
⇒「赤津窯の里めぐり」を参照
⇒「しなの工房めぐり」を参照
⇒「水野窯めぐり」を参照

せと・あとりえ参道

せとあとりえさんどう


平成21年(2009)瀬戸市制施行80周年記念事業として、深川神社参道、瀬戸蔵屋外広場において開催したのを契機として、平成26年まで毎年10月第2土・日曜日に開催された。
瀬戸で活動している陶器、磁器、ガラス、木工、金属、布等様々なジャンルのクリエータによる作品の展示・販売。各ブースにおいては展示・販売に加え、「ものづくり文化が育まれるまち瀬戸」を市内外に発信するため、作り手自身が制作実演を行ったり、お客さんがものづくりの体験ができることが魅力となっている。会場ではその他、JAZZのステージやせと・まるっとミュージアムのイメージキャラクター「せとちゃん」の生みの親である絵本作家の「のぶみ」ブースも毎年開設された。
また、平成23年(2011)より中心市街地3商店街もこの「あとりえ参道」にあわせて、ものづくりをテーマとしたイベントを開催した。

陶のあかり路

とうのあかりみち


瀬戸の冬の風物詩として平成19年(2007)より開催。時期は12月中旬~下旬。
平成23年(2011)まで、全国公募により募集した約100点の陶器・磁器・ガラスのあかりアート作品を展示ケースに入れて、瀬戸川両岸商店街歩道に展示。さらに来訪者がお気に入りの作品に投票するコンテストも開催した。
商店街あかりアート展「市民参加部門あかりアート作品展示」では、瀬戸の陶芸・ガラス作家を講師とした体験教室を開催し、制作した作品を商店街の空き店舗やギャラリーに展示。その他、約2,500個のセトモノ(陶磁器・ガラス)をキャンドルホルダーとして用いた市民参加型のキャンドルイベントや祖母懐まちづくり協議会の協力による「陶篭」をろうそくのあかりで灯した“ゆれる”あかり展を開催した。
なお、平成24年(2012)は趣を変えた「せと陶のあかり」が開催された。

せと陶祖まつり

せととうそまつり


毎年4月の第3土・日曜日(第3日曜日とその前日の土曜日)に行われる。陶祖とは、瀬戸焼の開祖として伝えられる加藤四郎左衛門景正(藤四郎)のことで、その遺徳を偲ぶ祭りである。「御物奉献行列」(パルティせとから陶彦神社まで)をはじめ、陶磁器の廉売市や瀬戸の若手作家市、春の陶フェスタなどさまざまなイベントが開催される。平成19(2007)年度から呼称を「陶祖まつり」から「せと陶祖まつり」としている。

せと陶のあかり

せととうのあかり


平成24年(2012)12月8日から25日まで、瀬戸蔵、中心市街地3商店街においてXmasイベントを開催。
商店街ではクリスマスケーキプレゼント、Xmasアレンジフラワー体験、せとちゃんサンタを探せ!、市民参加のあかり作品やノベルティ(陶器の置物)のあかり作品を展示。
瀬戸蔵にはノベルティ、ガラス工芸品をクリスマスツリーのオーナメントとして設置。芝生広場では祖母懐地区の陶篭のあかりによる “ゆれる”あかり展、愛知県陶磁美術館で作陶体験した、みんなのクリスマスツリーを展示した。
その他、瀬戸蔵アトリウムコンサートや市民団体「うまいスター倶楽部」による食とコンサートイベント、CGライブショーを実施した。

せとものフェスタ

せとものふぇすた


昭和63年(1988)当時、円高によりかつてない不況に襲われていた瀬戸陶磁器業界がこの難局を切り抜ける契機とするために、大せともの祭協賛会として全国規模による陶磁器イベントを計画することとなった。
そのための実験的イベントとして、陶磁器文化行事「せとものフェスタ’88」が昭和63年(1988)4月のせと陶祖まつりで実施された。
以後は、陶磁器を中心に瀬戸に関わる絵画やデザインなども織り交ぜながら、瀬戸の技術や文化を顕彰する目的で、毎年陶祖まつりに合わせて開催されている。