愛・地球博開催10周年記念事業として平成27年(2015)に開催した「瀬戸蔵ロボット博2015」は大変盛況で、来場者から再度の開催を望む声が多数寄せられた。
これを受けて、愛・地球博開催継承事業として、同年、瀬戸蔵ロボットアカデミーを立ち上げ、夏休みにロボットワークショップや春休みに瀬戸蔵全館でロボットと触れ合える「ロボットフェスタ」などの事業を開催している。
子どもたちが未来への夢を抱くとともに創造力を養うため、第一線で活躍するプロや実際に夢に向かって技術を磨いている大学生から最新のロボットテクノロジーを学ぶ機会を設けるなどして事業に取り組んでいる。
カテゴリー: イベント
水野窯めぐり
みずのかまめぐり
水野窯めぐりは、窯屋さんの仕事ぶりを直接お客さんに見てもらい、買ってもらおうと始めた企画で、春と秋の2回行われている。毎年4月の第2土・日曜日と11月の第2土・日曜日に、水野地区の10軒ほどの窯元がさまざまな企画、サービスを考えておもてなしをする。
目的の窯元まで送迎する無料シャトルワゴンの運行がある。
⇒「ゆるり秋の窯めぐり」を参照
『初ゑびす』七福神行列(名士七福神行列)
「はつえびす」しちふくじんぎょうれつ(めいししちふくじんぎょうれつ)
新年恒例の「七福神行列」が毎年1月5日、瀬戸市中心地区の深川神社一帯で開催され、弁財天や布袋尊にふんした7人が、笑いを振りまきながら練り歩く。
笑いで福を呼び込もうと、銀座通り、せと末広町、中央通、宮前の4つの商店街が深川神社の初えびすに合わせて催している。七福神役は3人の「ミスせともの」と公募による市民で、三河万歳の4人を従え、同神社で初笑いをした後、商店街などをめぐる。
両手をあげて「ワッハッハッハ」と3回大きく笑えば、身も心も豊かになるといわれる「初笑い」や瀬戸子供太鼓こまいぬ座の演奏も開催される。
かつて、大瀬戸新聞社が深川神社の境内末社の初えびすに協賛して昭和29年(1954)以来とり行っていた「瀬戸名士七福神行列」は、近郷近在まで評判になり、年頭の行事化して一風変ったお祭として広く知られていた。
洞町・窯垣の小径まつり
ほらまち・かまがきのこみちまつり
「窯垣の小径」を散策しながら工房やギャラリーを巡るイベント。洞町文化会が主催で毎年11月第2日曜に開催。
地元窯元や陶芸作家が工房やギャラリーを開放。スタンプラリーやぜんざいの振る舞いなどのおもてなしもある。
ライトアップ岩屋堂
らいとあっぷいわやどう
岩屋堂公園の川面に紅葉をライトアップで映して誘客をはかり、ライトアップの光で来場者を癒したいという思いで、品野つくし会(現在、NPO法人 品野つくし会)が運営している。平成19年(2007)に非公開試験点灯を実施し、平成20年(2008)に第1回を開催して以降、年々知名度が増してきている。
岩屋堂公園内の鳥原川の川面に映える色とりどりの景色はもちろんのこと、岩屋堂と暁明ヶ滝のライトアップも見どころ。また、散策ルートの各所に配置した竹のあかりアートが幻想的な光で足元を照らし出している。
岩屋堂公園の紅葉情報
紅葉する木:カエデ類、イチョウ
おすすめスポット:公園の中を流れる鳥原川沿い
もみじ祭:11月初旬から12月初旬
ライトアップ:11月中旬ごろ
ごんか祭
ごんかまつり
平成12年(2000)に(社)瀬戸青年会議所が地域活性化とまちづくりを目的に、市民とともにプロジェクトを立ち上げ、その中で「ごんか祭」が決定した。平成13年(2001)から「ごんか祭プロジェクト」が中心となり開催された。
「ごんか」というのは「やんちゃ」「言うことを聞かない」というような意味の瀬戸弁。だだをこねる子どもに対して「ごんかをふくな」という言い方をする。
ごんか祭には「ごんか節」というオリジナルの曲に合わせての総踊りがあり、土の化身や火の化身に扮した踊り手はもちろん、参加者全員が踊りまくる。
ごんか節の歌詞の一部分に「ばんげ寝こなしかんこして 窯に火をくべ ぼわれとる・・・」とあるが、これは「夜、眠らずに工夫をして 窯に火を入れ 仕事に追われている・・・」といった意味である。
ゴールデンウィークはガラスウィーク
ごーるでんうぃーくはがらすうぃーく
ゴールデンウイーク(GW)をガラス・ウィークともじって平成20年(2008)から平成23年(2011)まで開催されたガラスイベント。
・全日本おはじき大会
・全日本おはじきパターゴルフ大会
・中心市街地7ヶ所のギャラリーでのガラス作品展
・風鈴曳き売り
・ガラス工芸体験 などが開催された。
ボンネットバス(ボン太号)
ぼんねっとばす(ぼんたごう)
昭和51年(1976)頃まで大津営業所で路線バスとして運行、昭和53年(1978)には京都定期観光バス50周年を記念して「おいでやす京都号」として運行、その後、東海ボンネットバス保存同好会が購入した。
平成6年(1994)第49回国民体育大会(わかしゃち国体)開催時に観光協会が選手の観光案内に活用したことがきっかけとなり、平成7年(1995)に「ボン太号」の愛称で各種イベントに登場している。「来る福招き猫まつり」や「せと・あとりえ参道」では、レトロな雰囲気を珍しがる子どもから懐かしさを感じる大人まで、たくさんの人たちの夢を乗せて瀬戸川沿いを走った。現在、招き猫ミュージアム前駐車場に展示されている。
ベロタクシー
べろたくしー
平成9年(1997)にドイツで開発された環境にやさしい交通システムとして開発された自転車タクシー。日本では、平成14年(2002)に京都で走ったのが最初。「来る福招き猫まつり」や「せと・あとりえ参道」で運行した。
せと・やきもの世界大交流
せと・やきものせかいだいこうりゅう
2005年日本国際博覧会「愛・地球博」の開催に合わせて、3月19日から9月30日までの185日間にわたり、「せと・やきもの世界大交流」として瀬戸市各所でさまざまな事業が繰り広げられた。
月毎にテーマ(3・4月;オープニング月間、5月;景徳鎮月間、6月;ナブール月間、7月;リモージュ月間、8月;キッズ&ファミリー月間、9月;日本のやきもの月間)を設定し、瀬戸市が姉妹都市提携を結んでいる3か国(景徳鎮市・ナブール市・リモージュ市)との「姉妹都市交流事業」など、各月間のテーマごとに多彩な事業を展開した。
その他、ホームステイ「瀬戸の家」や「おもてなしボランティア」による観光案内、フレンドシップ事業等おもてなし事業も行われた。
また、整備事業として「市内回遊バスの運行」や「イベント用駐車場・案内標識」整備が行われた。
期間中の延べ交流数は420万人で、瀬戸の街全体が世界の交流の舞台となった。