ベロタクシー

べろたくしー


平成9年(1997)にドイツで開発された環境にやさしい交通システムとして開発された自転車タクシー。日本では、平成14年(2002)に京都で走ったのが最初。「来る福招き猫まつり」や「せと・あとりえ参道」で運行した。

せと・やきもの世界大交流

せと・やきものせかいだいこうりゅう


2005年日本国際博覧会「愛・地球博」の開催に合わせて、3月19日から9月30日までの185日間にわたり、「せと・やきもの世界大交流」として瀬戸市各所でさまざまな事業が繰り広げられた。
月毎にテーマ(3・4月;オープニング月間、5月;景徳鎮月間、6月;ナブール月間、7月;リモージュ月間、8月;キッズ&ファミリー月間、9月;日本のやきもの月間)を設定し、瀬戸市が姉妹都市提携を結んでいる3か国(景徳鎮市・ナブール市・リモージュ市)との「姉妹都市交流事業」など、各月間のテーマごとに多彩な事業を展開した。
その他、ホームステイ「瀬戸の家」や「おもてなしボランティア」による観光案内、フレンドシップ事業等おもてなし事業も行われた。
また、整備事業として「市内回遊バスの運行」や「イベント用駐車場・案内標識」整備が行われた。
期間中の延べ交流数は420万人で、瀬戸の街全体が世界の交流の舞台となった。

せと・まるっと市民生活祭

せと・まるっとしみんせいかつさい


「せと・やきもの世界大交流」事業の成果を今後の瀬戸市の都市戦略の要である「せと・まるっとミュージアム」の取り組みに引き継がれた事業のひとつ。消費生活、災害といった身近な市民生活をテーマに、毎年10月中旬の土曜日に「みんなの生活展」「安心・安全フェア」「環境フェア」が文化センターで繰り広げられる。中心市街地ではせと・あとりえ参道が、パルティせとでは交流フェスタが同時開催され、かつて市民公園で開催されていた「瀬戸市民祭」に代わるものとなっている。
・映画上映会(文化ホール)
・リサイクルマーケット(駐車場)
・災害、家電製品の安全・安心、悪質商法、エコライフ、食といったテーマで協力団体が展示(文化交流館)
・自主製品、瀬戸みやげ推奨品、瀬戸の地産地消の販売など(文化交流館)
・エコゲームコーナー、量目コーナー、手づくりコーナー、おもちゃ病院(文化交流館)
・安心安全フェア(防災・防犯グッズの展示・紹介)、環境フェア(エコについて楽しく学ぶ)、パトカー・赤バイと記念撮影(市民広場)

健康福祉フェア

けんこうふくしふぇあ


「せと・やきもの世界大交流」事業の成果を今後の瀬戸市の都市戦略の要である「せと・まるっとミュージアム」の取り組みに引き継がれた事業のひとつ。健康、福祉をテーマに、毎年10月上旬の土曜日に文化センターで開催される。
○映画上映会(文化ホール)
○クイズラリー、シルバー人材センター紹介(市民広場)
○健康ウオーキング大会(中心市街地5キロ、3キロコース)
○健康まつり(文化交流館)
 ・循環器病コーナー、栄養・食生活コーナー、AEDコーナー
 ・健康推進員コーナー、メタボコーナー、アルコールコーナー、
  歯の健康コーナー、たばこコーナー、休養・こころの健康コーナー、
  ガンコーナー、身体活動・運動コーナー
○福祉のつどい
 ・手づくり即売会、健康食・災害備蓄食体験(市民広場)
 ・チャリティーバザー、ボランティアコーナー、移動おもちゃ図書館(文化交流館)

消防出初式

しょうぼうでぞめしき


かつては市民公園で行われていたが、瀬戸市の都市戦略の要である「せと・まるっとミュージアム」の取り組みとして、平成19年(2007)の出初式から中心市街地で行われるようになった。「せと・やきもの世界大交流」事業の成果を今後の瀬戸市の都市戦略の要である「せと・まるっとミュージアム」の取り組みに引き継がれた事業のひとつ。毎年1月第2日曜日に、パルティせと、リモージュ広場付近において、「見て ふれて 参加して」をテーマに、消防出初式が開かれる。
第1部 式典、分列行進(徒歩・車両)、消防団はしご乗り演技披露、一斉放水など
 瀬戸川右岸を消防職員や消防団員らと、ポンプ車やはしご車などが行進。続いてまち火消しの伝統を受け継ぐ道泉、深川、幡山の3つの消防団員らが高さ約7メートルの竹製はしごに上り、妙技を披露。はんてん姿でポーズを決めるたびに、集まった観衆から大きな歓声があがる。瀬戸川に向けて水のアーチを描く一斉放水も披露される。
第2部 消防フェア
【ふれあいゾーン】リモージュ広場
・はしご車体験試乗、ホースカー体験乗車など
【学びゾーン】パルティせと3階
・AED体験、レスキューロボットの展示実演など
【キッズゾーン】パルティせと4階
・ファイ太くん登場、スタンプラリーなど

まるっとせとっ子フェスタ

まるっとせとっこふぇすた


「せと・やきもの世界大交流」事業の成果を今後の瀬戸市の都市戦略の要である「せと・まるっとミュージアム」の取り組みに引き継がれた事業のひとつ。瀬戸市教育委員会は、子どもたちには自分の夢や思いを表現する場となってほしいと願い、保護者の方々や市民の方々には、「瀬戸の教育」を見る・体験する・語る場となり、共に将来を担う子どもたちの教育を考えていただきたいと願い、毎年11月中旬の木~日曜日の4日にわたり開催している。
【せとっ子音楽会】金・土曜日(文化センター文化ホール)
学校・学年・学級・部活動等による合唱や演奏等の発表会を行う。
【英語スピーチコンテスト】木曜日(瀬戸蔵つばきホール)
 各中学校代表生徒の英語によるスピーチコンテスト
【展示会】金~日曜日(○文化センター文化交流館、□瀬戸蔵)
 ○特別支援教育展:特別支援学校・特別支援学級の児童生徒の作品、学校紹介パネルや福祉施設の紹介、展示。
 ○せとっ子科学展:理科・生活科の自由研究の展示。
 ○技術・家庭科展:中学校技術・家庭科の授業で制作した作品や授業内容の展示。                                         
 ○ポスター展:コンクールでの優秀作品の展示。
 ○学校紹介:各学校の特色ある活動の様子を紹介
 □せと子ども図工・美術展:図工や美術の授業で制作した作品の展示
 □せとっ子書道展:尾書研コンクールの特選・優秀賞等の作品の展示
【学校活動ブース】土曜日(文化センター市民広場)
ワークショップやお店を出し、子どもたちが元気に販売。
【わくわくせとっ子ワールド】(文化センター市民広場、瀬戸蔵)
 ブースを開設。参加・体験型イベントを行う。
【瀬戸の教育市民フォーラム】(文化センター文化ホール)
 発表会や講演会

交流フェスタinパルティせと

こうりゅうふぇすたいんぱるてぃせと


日頃から地域で活動している市民活動団体や国際交流を紹介する。交流ブースやビンゴ大会などお楽しみがいっぱい。毎年10月中旬の土曜日パルティせとで、みんなの生活展、せと・あとりえ参道と同時開催される。
・交流・体験・体感・リサイクル!
・東日本大震災チャリティバザー
・ステージパフォーマンス
・国際センターの部屋
・ふれあい茶屋・ワールドカフェ(有料)
・Bear’s Band コンサート
・ビンゴ大会

お雛めぐり(陶のまち瀬戸のお雛めぐり)

おひなめぐり(とうのまちせとのおひなめぐり)


平成14年(2002)から開催。毎年、2月初旬から3月初旬の約1か月開催。「街角ギャラリー」を広め、多くのお客様に楽しんでいただくことを狙い、「お雛様」をキーワードにまちめぐりを始めたのが、お雛めぐりのきっかけ。
当初は中心市街地にある商店街に街角ギャラリーから借りたお雛様にちなんだものを展示したり、市内に点在するギャラリーをジャンボタクシーで回るツアーなどを実施した。
平成19年(2007)からお雛めぐりのシンボルとしてメイン会場の瀬戸蔵に高さ4m、13段3面(現在は11段4面)のピラミッド型巨大ひな壇「ひなミッド」を設置した。当初は陶磁器以外の人形も「ひなミッド」に展示していたが、平成21年(2009)より陶磁器とガラスの創作雛のみを展示しており、現在は陶磁器メーカーや作家、窯元、地元高校生、全国の陶磁器・ガラス産地の雛人形など約1,000体を展示している。
お雛めぐり期間中、市内各所で陶磁器・ガラスの雛人形はもちろん、古代雛や吊るし雛等の展示やお雛作り体験も開催され、お雛めぐりのみどころをボランティアガイドとともに巡るツアーも人気を博している。
平成23年(2011)からはお雛ランチ、お雛スイーツがスタートし、平成24年(2012)にはウォルトディズニージャパンとコラボして映画「オズ はじまりの戦い」の公開を記念した「オズ陶雛人形」を製作し「ひなミッド」に展示した。

消防団観閲式

しょうぼうだんかんえつしき


瀬戸市消防団の「観閲式」は毎年5月中旬の日曜日、上本町の市民公園東駐車場で開かれる。全12分団の団員と車両が増岡錦也市長らの閲団を受けた後、操法大会を行い日ごろの訓練の成果を披露する。
 団員らは勇壮な分列行進で入場。式典で増岡市長が訓示した後、消防庁長官表彰や日本消防協会長表彰の伝達、団員表彰がある。
 式典の後、操法大会があり、ホース延長や障害物除去、放水などをチームワークで競い、引き締まった表情できびきびとした動きを見せてくれる。
 瀬戸市消防団の歴史は古く、昭和22年(1947)に自警団や青年団などを前身とした消防団が正式に結成された。3つほどの分団からスタートし、周辺の町村合併を経て現在は1団12分団で構成されている。平成17年(2005)2月の赤バイ隊結成、平成18年(2006)の災害支援団員制度導入、平成22年(2010)のガンバレ消防団応援事業所スタートなど、他の消防団からも注目される新しい制度を導入している。

赤津窯の里めぐり

あかづかまのさとめぐり


より多くの人に伝統的工芸品である赤津焼の良さを知ってもらい、地域が良くなるようにしたいとの願いから生まれた催事で、平成12年(2000)から始まった。
毎年5月の第2土・日曜日と11月の第2土・日曜日に、赤津焼の窯元の会=「赤津窯元まわし会」が中心となって行っている。赤津地区の約30軒の窯元や問屋が工夫をしておもてなしをする。
第30回からは、アート・音楽・食など、さまざまなジャンルのアーティストが窯元とコラボレーションする「赤津アートフェスティバル」を同時開催し、好評を博している。
⇒「ゆるり秋の窯めぐり」を参照