消防団観閲式

しょうぼうだんかんえつしき


瀬戸市消防団の「観閲式」は毎年5月中旬の日曜日、上本町の市民公園東駐車場で開かれる。全12分団の団員と車両が増岡錦也市長らの閲団を受けた後、操法大会を行い日ごろの訓練の成果を披露する。
 団員らは勇壮な分列行進で入場。式典で増岡市長が訓示した後、消防庁長官表彰や日本消防協会長表彰の伝達、団員表彰がある。
 式典の後、操法大会があり、ホース延長や障害物除去、放水などをチームワークで競い、引き締まった表情できびきびとした動きを見せてくれる。
 瀬戸市消防団の歴史は古く、昭和22年(1947)に自警団や青年団などを前身とした消防団が正式に結成された。3つほどの分団からスタートし、周辺の町村合併を経て現在は1団12分団で構成されている。平成17年(2005)2月の赤バイ隊結成、平成18年(2006)の災害支援団員制度導入、平成22年(2010)のガンバレ消防団応援事業所スタートなど、他の消防団からも注目される新しい制度を導入している。