愛・地球博開催10周年記念事業として平成27年(2015)に開催した「瀬戸蔵ロボット博2015」は大変盛況で、来場者から再度の開催を望む声が多数寄せられた。
これを受けて、愛・地球博開催継承事業として、同年、瀬戸蔵ロボットアカデミーを立ち上げ、夏休みにロボットワークショップや春休みに瀬戸蔵全館でロボットと触れ合える「ロボットフェスタ」などの事業を開催している。
子どもたちが未来への夢を抱くとともに創造力を養うため、第一線で活躍するプロや実際に夢に向かって技術を磨いている大学生から最新のロボットテクノロジーを学ぶ機会を設けるなどして事業に取り組んでいる。
カテゴリー: イベント
交流フェスタinパルティせと
こうりゅうふぇすたいんぱるてぃせと
日頃から地域で活動している市民活動団体や国際交流を紹介する。交流ブースやビンゴ大会などお楽しみがいっぱい。毎年10月中旬の土曜日パルティせとで、みんなの生活展、せと・あとりえ参道と同時開催される。
・交流・体験・体感・リサイクル!
・東日本大震災チャリティバザー
・ステージパフォーマンス
・国際センターの部屋
・ふれあい茶屋・ワールドカフェ(有料)
・Bear’s Band コンサート
・ビンゴ大会
お雛めぐり(陶のまち瀬戸のお雛めぐり)
おひなめぐり(とうのまちせとのおひなめぐり)
平成14年(2002)から開催。毎年、2月初旬から3月初旬の約1か月開催。「街角ギャラリー」を広め、多くのお客様に楽しんでいただくことを狙い、「お雛様」をキーワードにまちめぐりを始めたのが、お雛めぐりのきっかけ。
当初は中心市街地にある商店街に街角ギャラリーから借りたお雛様にちなんだものを展示したり、市内に点在するギャラリーをジャンボタクシーで回るツアーなどを実施した。
平成19年(2007)からお雛めぐりのシンボルとしてメイン会場の瀬戸蔵に高さ4m、13段3面(現在は11段4面)のピラミッド型巨大ひな壇「ひなミッド」を設置した。当初は陶磁器以外の人形も「ひなミッド」に展示していたが、平成21年(2009)より陶磁器とガラスの創作雛のみを展示しており、現在は陶磁器メーカーや作家、窯元、地元高校生、全国の陶磁器・ガラス産地の雛人形など約1,000体を展示している。
お雛めぐり期間中、市内各所で陶磁器・ガラスの雛人形はもちろん、古代雛や吊るし雛等の展示やお雛作り体験も開催され、お雛めぐりのみどころをボランティアガイドとともに巡るツアーも人気を博している。
平成23年(2011)からはお雛ランチ、お雛スイーツがスタートし、平成24年(2012)にはウォルトディズニージャパンとコラボして映画「オズ はじまりの戦い」の公開を記念した「オズ陶雛人形」を製作し「ひなミッド」に展示した。
消防団観閲式
しょうぼうだんかんえつしき
瀬戸市消防団の「観閲式」は毎年5月中旬の日曜日、上本町の市民公園東駐車場で開かれる。全12分団の団員と車両が増岡錦也市長らの閲団を受けた後、操法大会を行い日ごろの訓練の成果を披露する。
団員らは勇壮な分列行進で入場。式典で増岡市長が訓示した後、消防庁長官表彰や日本消防協会長表彰の伝達、団員表彰がある。
式典の後、操法大会があり、ホース延長や障害物除去、放水などをチームワークで競い、引き締まった表情できびきびとした動きを見せてくれる。
瀬戸市消防団の歴史は古く、昭和22年(1947)に自警団や青年団などを前身とした消防団が正式に結成された。3つほどの分団からスタートし、周辺の町村合併を経て現在は1団12分団で構成されている。平成17年(2005)2月の赤バイ隊結成、平成18年(2006)の災害支援団員制度導入、平成22年(2010)のガンバレ消防団応援事業所スタートなど、他の消防団からも注目される新しい制度を導入している。
赤津窯の里めぐり
あかづかまのさとめぐり
より多くの人に伝統的工芸品である赤津焼の良さを知ってもらい、地域が良くなるようにしたいとの願いから生まれた催事で、平成12年(2000)から始まった。
毎年5月の第2土・日曜日と11月の第2土・日曜日に、赤津焼の窯元の会=「赤津窯元まわし会」が中心となって行っている。赤津地区の約30軒の窯元や問屋が工夫をしておもてなしをする。
第30回からは、アート・音楽・食など、さまざまなジャンルのアーティストが窯元とコラボレーションする「赤津アートフェスティバル」を同時開催し、好評を博している。
⇒「ゆるり秋の窯めぐり」を参照
品野祗園祭
しなのぎおんまつり
品野祇園祭は、瀬戸市下品野地区で毎年7月第3土曜日の夜半に1台の山車を中心に神輿や踊りの隊列が中心部を巡行する、疫病除け、夏病み除け、豊作・商売繁盛を祈願する祭礼である。祭礼に先立って、牛頭天皇を祭神とする津島神社より地区の分社に「御札」を受ける神事がある。品野津島社の創始や山車を伴う祭礼の始まりについては諸説あるが、遡っても江戸末期から明治初期の頃からと思われる。
⇒瀬戸市指定民俗文化財「品野祇園祭の神武天皇像および従者像」を参照
山車巡業は、大提灯を先導に万灯車、続いて山車が威勢のよい町内の男衆に引かれてやってくる。山車の中からは祭ばやしの音が聞こえ、山車の後ろにはゆかた姿のおどり隊が、「品野音頭」など踊りを披露しながら一団となってついてくる。山車巡業の際は、国道248号の品野坂上から品野駅間が通行止めとなる。
主催:下品野連区自治会・品野祇園祭協賛会
しなの工房めぐり
しなのこうぼうめぐり
毎年5月の第2土・日曜日と11月の第2土・日曜日に、品野地区の15軒ほどの窯元が工房を一斉公開。絵付けやろくろなどの作陶体験、スタンプラリーなど、楽しい企画が盛りだくさん。
「陶玉コレクション」が人気で、道の駅しなの~各窯元区間を無料シャトルワゴンが運行する。
⇒「ゆるり秋の窯めぐり」を参照
性空祭
しょうくうさい
毎年4月24・25日の両日にわたって(平成28年(2016)からは24日のみの予定)、赤津の雲興寺で行われる盗難除けの祭である。盗難よけのお札を求めるお参りの人でにぎわう。この寺にはこんな物語が伝へられている。
昔、寺の後の毘沙門山中に怪しい者が住んでいて人々に害を加えた。ある時、住持の天先和尚から般若性空の理を解き聞かせられた。彼は遂に法力を得て大いに喜んで、「師弟の縁を結び給はゞ、永く此の山を護り里人を安んぜん。」と誓った。師はこれに性空の法名を授けられたが、後石に化して此の寺を護った。その後、この寺に盗人が入って物を盗むとたちどころに気が狂って門内を彼方此方とうろつき廻り、どうしても境内から立ち出ることができなかった。そこで盗人は仏に物を返し、罪をわびて始めて門外に出ることができた。里人の家でもこの性空様に護られて、盗難が絶えてなかったということから、これを性空山神と崇め、今もなおその霊験を讃仰している。
水野窯めぐり
みずのかまめぐり
水野窯めぐりは、窯屋さんの仕事ぶりを直接お客さんに見てもらい、買ってもらおうと始めた企画で、春と秋の2回行われている。毎年4月の第2土・日曜日と11月の第2土・日曜日に、水野地区の10軒ほどの窯元がさまざまな企画、サービスを考えておもてなしをする。
目的の窯元まで送迎する無料シャトルワゴンの運行がある。
⇒「ゆるり秋の窯めぐり」を参照
『初ゑびす』七福神行列(名士七福神行列)
「はつえびす」しちふくじんぎょうれつ(めいししちふくじんぎょうれつ)
新年恒例の「七福神行列」が毎年1月5日、瀬戸市中心地区の深川神社一帯で開催され、弁財天や布袋尊にふんした7人が、笑いを振りまきながら練り歩く。
笑いで福を呼び込もうと、銀座通り、せと末広町、中央通、宮前の4つの商店街が深川神社の初えびすに合わせて催している。七福神役は3人の「ミスせともの」と公募による市民で、三河万歳の4人を従え、同神社で初笑いをした後、商店街などをめぐる。
両手をあげて「ワッハッハッハ」と3回大きく笑えば、身も心も豊かになるといわれる「初笑い」や瀬戸子供太鼓こまいぬ座の演奏も開催される。
かつて、大瀬戸新聞社が深川神社の境内末社の初えびすに協賛して昭和29年(1954)以来とり行っていた「瀬戸名士七福神行列」は、近郷近在まで評判になり、年頭の行事化して一風変ったお祭として広く知られていた。