善光寺別院

ぜんこうじべついん


瀬戸市西吉田町9
称名山 善光寺別院。浄土宗。本尊としては一光三尊善光寺如来、阿弥陀如来をまつり、年中行事としては施餓鬼会、春秋彼岸会、鬼畜供養がある。昭和3年(1928)長野の善光寺より本尊を迎えて善光寺別院となり、昭和11年(1936)には本堂を建立すると同時に善光寺大本願尼公上人を迎え開山した。

善光寺別院
善光寺別院本堂

感応寺

かんのうじ


瀬戸市水北町950
小金山 感応寺。臨済宗妙心寺派。尾張城東三十三観音26番札所。天平6年(734)に行基によって開創、地名の小金にちなんで小金山と称し、行基作の雨乞観音が感応仏と呼ばれたので寺号を感応寺とした。当初は天台宗であったが、慶長5年(1600)に才庵によって中興された際に臨済宗妙心寺派に転じている。本堂に安置してある本尊聖観音は恵心僧都の真作であり、元禄7年(1694)作の開山行基菩薩木牌長歌、小金山景和歌が寺宝としてある。毎年8月17日の夜には提灯祭として知られる小金観音縁日が開催され多数の参詣者でにぎわいをみせる。近年、感応寺境内に聖観世音菩薩像、小金山山上に水子観世音菩薩像が建立されかなりの参詣者である。

感応寺(遠景)
感応寺(山門・塀)

泉秋寺

せんしゅうじ


瀬戸市宮里町105
浄土真宗大谷派。開基は昭和24年(1949)に法雲寺住職本多智淳の次男本多千秋によるものである。本尊は阿弥陀如来、行事としては春秋彼岸会、孟蘭盆会、報恩講、修正会などがある。

泉秋寺

吉祥寺

きっしょうじ


瀬戸市上半田川町846
多聞山 吉祥寺。曹洞宗。本尊は行基作毘沙門天。開創は寛永7年(1630)吉祥庵がおこされた事に始まるが、しばらく無住が続いたが、天保11年(1841)雲興寺34世瑞応慧琳によって再興開山された。本尊の吉祥寺毘沙門天は頭痛を取り除くとの言い伝えがある。4月第1日曜日は南無喜平治大祭行われる。

吉祥寺

仙寿寺

せんじゅじ


瀬戸市東菱野町31
福禄山 仙寿寺。曹洞宗。本尊は聖観世音菩薩、寺宝として明兆作の十六大善神画像がある。年中行事として大般若修行、十六大善神まつり、施餓鬼会等がある。開創は赤津雲興寺利翁田大和尚の隠棲として、享保3年(1718)2月にこの地に作られたのが始まりであり。その後廓林天外大和尚によって開山された。市民には十六善寺の呼び名で知られている。また当寺では、昭和48年(1973)に陶生病院・産婦人科におられました亀島先生はじめ、瀬戸の諸先生方々の手によって、『水子地蔵尊』が建立され、今では多くの信者の手によって守られている。

仙寿寺
仙寿寺