窯垣の小径資料館

かまがきのこみちしりょうかん


瀬戸市仲洞町31番地
窯垣の小径の途中にあった窯元の旧家(旧寺田家住宅)を改修し、「(仮称)洞町まちかど資料館」として整備に着手。平成7年(1995)3月19日に開館した。公募により、総数73点から選ばれた「窯垣の小径資料館」を正式名称と決定。
「窯垣の小径資料館」には、明治・大正期に一世を風靡した「本業タイル」で装飾した浴室や瀬戸染付の便器が保存されており、洞町の歴史や文化の紹介をしている。地元の「洞町文化会」(平成3年(1991)5月発足)が管理運営を行っており、資料館ボランティアによる館内の説明や心温まるおもてなしが人気である。
開館時間:午前10時から午後3時まで(水曜日休館)
⇒「窯垣の小径」を参照
⇒「窯垣の小径ギャラリー」を参照

窯垣の小径資料館

窯垣の小径ギャラリー

かまがきのこみちぎゃらりー


瀬戸市仲洞町31番地
平成12年(2000)9月に江戸時代の建築といわれる窯元の旧家(加藤隆明邸)の寄贈を受け、ギャラリーとして改修した。「四つ建て」と言われる尾張地方に残る古い民家形式である。施設名称は公募39点の中から選考の結果「窯垣の小径ギャラリー」と決定。平成14年(2002)4月20日に開館した。春と秋の土・日・祝日を中心に地元の作家団体「円の会」による企画展を開催している。
⇒「窯垣の小径」を参照
⇒「窯垣の小径資料館」を参照

窯垣の小径ギャラリー

水野窯めぐり

みずのかまめぐり


水野窯めぐりは、窯屋さんの仕事ぶりを直接お客さんに見てもらい、買ってもらおうと始めた企画で、春と秋の2回行われている。毎年4月の第2土・日曜日と11月の第2土・日曜日に、水野地区の10軒ほどの窯元がさまざまな企画、サービスを考えておもてなしをする。
目的の窯元まで送迎する無料シャトルワゴンの運行がある。
⇒「ゆるり秋の窯めぐり」を参照

『初ゑびす』七福神行列(名士七福神行列)

「はつえびす」しちふくじんぎょうれつ(めいししちふくじんぎょうれつ)


新年恒例の「七福神行列」が毎年1月5日、瀬戸市中心地区の深川神社一帯で開催され、弁財天や布袋尊にふんした7人が、笑いを振りまきながら練り歩く。
 笑いで福を呼び込もうと、銀座通り、せと末広町、中央通、宮前の4つの商店街が深川神社の初えびすに合わせて催している。七福神役は3人の「ミスせともの」と公募による市民で、三河万歳の4人を従え、同神社で初笑いをした後、商店街などをめぐる。
 両手をあげて「ワッハッハッハ」と3回大きく笑えば、身も心も豊かになるといわれる「初笑い」や瀬戸子供太鼓こまいぬ座の演奏も開催される。
かつて、大瀬戸新聞社が深川神社の境内末社の初えびすに協賛して昭和29年(1954)以来とり行っていた「瀬戸名士七福神行列」は、近郷近在まで評判になり、年頭の行事化して一風変ったお祭として広く知られていた。

洞町・窯垣の小径まつり

ほらまち・かまがきのこみちまつり


「窯垣の小径」を散策しながら工房やギャラリーを巡るイベント。洞町文化会が主催で毎年11月第2日曜に開催。
地元窯元や陶芸作家が工房やギャラリーを開放。スタンプラリーやぜんざいの振る舞いなどのおもてなしもある。

ライトアップ岩屋堂

らいとあっぷいわやどう


岩屋堂公園の川面に紅葉をライトアップで映して誘客をはかり、ライトアップの光で来場者を癒したいという思いで、品野つくし会(現在、NPO法人 品野つくし会)が運営している。平成19年(2007)に非公開試験点灯を実施し、平成20年(2008)に第1回を開催して以降、年々知名度が増してきている。
岩屋堂公園内の鳥原川の川面に映える色とりどりの景色はもちろんのこと、岩屋堂と暁明ヶ滝のライトアップも見どころ。また、散策ルートの各所に配置した竹のあかりアートが幻想的な光で足元を照らし出している。

岩屋堂公園の紅葉情報
紅葉する木:カエデ類、イチョウ
おすすめスポット:公園の中を流れる鳥原川沿い
もみじ祭:11月初旬から12月初旬
ライトアップ:11月中旬ごろ

ごんか祭

ごんかまつり


平成12年(2000)に(社)瀬戸青年会議所が地域活性化とまちづくりを目的に、市民とともにプロジェクトを立ち上げ、その中で「ごんか祭」が決定した。平成13年(2001)から「ごんか祭プロジェクト」が中心となり開催された。
「ごんか」というのは「やんちゃ」「言うことを聞かない」というような意味の瀬戸弁。だだをこねる子どもに対して「ごんかをふくな」という言い方をする。
ごんか祭には「ごんか節」というオリジナルの曲に合わせての総踊りがあり、土の化身や火の化身に扮した踊り手はもちろん、参加者全員が踊りまくる。
ごんか節の歌詞の一部分に「ばんげ寝こなしかんこして 窯に火をくべ ぼわれとる・・・」とあるが、これは「夜、眠らずに工夫をして 窯に火を入れ 仕事に追われている・・・」といった意味である。

ゴールデンウィークはガラスウィーク

ごーるでんうぃーくはがらすうぃーく


ゴールデンウイーク(GW)をガラス・ウィークともじって平成20年(2008)から平成23年(2011)まで開催されたガラスイベント。
・全日本おはじき大会
・全日本おはじきパターゴルフ大会
・中心市街地7ヶ所のギャラリーでのガラス作品展
・風鈴曳き売り
・ガラス工芸体験 などが開催された。

ボンネットバス(ボン太号)

ぼんねっとばす(ぼんたごう)


昭和51年(1976)頃まで大津営業所で路線バスとして運行、昭和53年(1978)には京都定期観光バス50周年を記念して「おいでやす京都号」として運行、その後、東海ボンネットバス保存同好会が購入した。
平成6年(1994)第49回国民体育大会(わかしゃち国体)開催時に観光協会が選手の観光案内に活用したことがきっかけとなり、平成7年(1995)に「ボン太号」の愛称で各種イベントに登場している。「来る福招き猫まつり」や「せと・あとりえ参道」では、レトロな雰囲気を珍しがる子どもから懐かしさを感じる大人まで、たくさんの人たちの夢を乗せて瀬戸川沿いを走った。現在、招き猫ミュージアム前駐車場に展示されている。

ベロタクシー

べろたくしー


平成9年(1997)にドイツで開発された環境にやさしい交通システムとして開発された自転車タクシー。日本では、平成14年(2002)に京都で走ったのが最初。「来る福招き猫まつり」や「せと・あとりえ参道」で運行した。