瀬戸市吉野町304‐1
愛・地球博のパビリオンであった「瀬戸愛知県館」を活用し、平成18年に開館。海上の森の多様な自然環境の保全と活用の取り組み、森林や里山に関する学習と交流の拠点となる施設で、本館には展示スペース・情報ライブラリー・研修室・工作室・事務室などがある。また、センターには、休憩や学習会ができる繭玉広場、平安時代中期の古窯(広久手第30号窯跡・市指定史跡)を保存・展示した歴史館、海上の森や名古屋市が一望できる物見の丘などの遊歩道施設がある。愛称は「ムーアカデミー」。
カテゴリー: 行政機関・施設
愛知県尾張事務所瀬戸税務出張所
あいちけんおわりじむしょせとぜいむしゅっちょうじょ
県税、自動車税、法人事業税、個人事業税、県民税、不動産取得税、軽油引取税、特別地方税など、県税の付加の徴収義務を分掌してきたが、平成14年(2002)に東尾張県税事務所(春日井市鳥居松町3丁目65番地、瀬戸市、春日井市、犬山市、江南市、小牧市、尾張旭市、岩倉市、丹羽郡を管轄)に統合されたため閉鎖された。跡地は資源リサイクルセンターとして利用されている。
愛知県赤十字血液センター東海北陸ブロック血液センター
あいちけんせきじゅうじけつえきせんたー とうかいほくりくぶろっくけつえきせんたー
瀬戸市南山口町539番地の3
昭和37年(1962)名古屋市中村区にある名古屋第一赤十字病院内に産声をあげ、その後血液事業の多様化・複雑化に伴い昭和46年(1971)に、名古屋市中区三の丸の社屋に移転したが、昭和61年(1986)には献血受け入れ33万人、医療機関への供給本数60万本と大きく進展しはじめ三の丸社屋は狭隘化となった。昭和60年(1985)現在地に新社屋建設着工、昭和62年(1987)3月完成の運びとなった。
血液センターでは、現代医療に欠かせない輸血用血液の供給をはじめ、血液に関するさまざまな事業を行っている。業務は、献血による血液製剤の製造及び供給、血液検査、血液に関する調査研究及び技術開発、血液に関する相談、献血思想の普及などのほか、血液を安定確保し適時血液需要に対処するための献血者健康増進事業や献血者登録者制度の推進、骨髄バンク事業を推進するための骨髄データセンター事業を行っている。
愛知県陶磁美術館
あいちけんとうじびじゅつかん
瀬戸市南山口町234番地
愛知県が県政100年記念事業の一環として、陶磁文化の振興、陶磁器に関する文化財の保存、住民の陶芸に関する教養の向上、陶磁器産業の発展に寄与することを目的として、昭和48年(1973)に基本計画が定められ、昭和53年(1978)6月1日に開館した。
昭和53年(1978)6月に現在の南館が開館し、その後、昭和54年(1979)10月に本館の一部、昭和56年(1981)11月に茶室、昭和57年(1982)12月に西館、昭和61年(1986)4月に陶芸館、平成6年(1994)4月に古窯館、同年7月に本館と陶芸館が増設された。開館35周年を迎えた平成25年(2013)6月1日に、館の名称を「愛知県陶磁資料館」から「愛知県陶磁美術館」に変更し再出発した。
日本やアジアをはじめとする世界各地の様々なやきものの魅力を展覧会や関連催事を通じて紹介している。コレクションは3点の重要文化財を含む6,068点(平成24年(2012)3月末)となり、国内屈指の陶磁専門ミュージアムとして成長している。
休館日は毎週月曜日(休日の場合は翌日)、年末・年始で、午前9時30分から午後4時30分まで。
愛知県立窯業高等技術専門校
あいちけんりつようぎょうこうとうぎじゅつせんもんこう
瀬戸市南山口町538番地
昭和21年(1946)12月に開設。地場産業である窯業技術振興の為、西蔵所町に愛知県窯業公共職業補導所として設立され、昭和46年(1971)4月現在地に移転新築された。
本校は、職業能力開発促進法に基づき愛知県が設置する職業能力開発施設で、陶磁器の製造やデザインの技術、それに関連する基礎的な知識を付与し、明日の陶磁器産業を担う技能者を育成している。
普通職業訓練としての陶磁器科(製造コース30名定員、デザインコース20名定員で1年の訓練期間)のほか、現在就業に就いている方を対象として、職業能力の向上を図る短期間のスキルアップ講座も開設している。
愛知県労働者研修センター(サンパレア瀬戸)
あいちけんろうどうしゃけんしゅうせんたー(さんぱれあせと)
愛知県が県政100年記念事業の一環として、勤労者を始めとする一般県民の教養文化の向上、人間性の回復、余暇の健全な活用に資するため、研修と休養のできる総合的福祉施設として昭和49年(1974)設立されたが、愛知県行革大綱に基づき平成20年(2008)に廃止となった。地元瀬戸市が移管を希望しなかったことから、今後、建物は撤去される。
当施設に設置されている陶壁3作品は、文化的価値が極めて高いことから新設・改築される県有施設に移設される。
加藤 釥 「早春」 尾張地区新設養護学校(稲沢市 平成26年(2014)4月オープン)
鈴木 青々 「朝陽」 豊田警察署(豊田市 平成27年(2015)7月)
加藤 唐九郎「野龍共に吠く」仮称 療育医療総合センター(春日井市 平成29(2017)年度)
愛知県有林事務所
あいちけんゆうりんじむしょ
本所:尾張旭市大字新居5182番地の1
印所事務所:瀬戸市西印所町57番地の8
愛知県の県有林野地の面積は約6000haで、木材の生産、水源の涵養、山地災害の防止、二酸化炭素の吸収、レクリエーションの場の提供など大切な働きをしている。また、瀬戸市内の県有林内ではやきものの原料となる粘土やガラスの原料となる珪砂を採掘している。
大正15年(1922)粘土採掘事務所を瀬戸市に設置(県営粘土採掘事業を開始)、瀬戸森林事務所、瀬戸県有林事務所、尾張県有林事務所、県有林事務所(平成14年(2002))と年とともに変遷してきた。
愛知県住宅供給公社菱野団地管理事務所
あいちけんじゅうたくきょうきゅうこうしゃひしのだんちかんりじむしょ
瀬戸警察署
せとけいさつしょ
瀬戸市原山町1番地の2
明治10年(1877)7月名古屋警察署瀬戸分所として現在の瀬戸市蔵所町に発足。明治41年(1908)11月瀬戸警察署として独立。明治42年(1909)5月陶本町4丁目1番地に新庁舎完成移転。昭和14年(1939)年5月東吉田町4番地に新庁舎完成移転。昭和29年(1954)7月警察法改正により愛知県瀬戸警察署として発足。昭和46年(1971)3月原山町に新庁舎完成移転し現在に至る。
業務内容としては、警務課=受け付け事務、広報や警察安全相談、犯罪被害者の支援、職員の福利厚生や健康管理など 会計課=落し物、拾い物などの取扱い、建物の維持管理など 生活安全課=地域安全活動、非行少年の補導、覚せい剤・けん銃・悪質商法・環境犯罪・児童売春等の取締り、銃砲刀剣類の所持・風俗営業の許可など 地域課=交番・駐在所・パトカーなどによる警戒活動、110番通報への対応、犯罪の予防検挙活動、祭礼等の雑踏警備など 刑事課=殺人・強盗・窃盗・暴力・知能・組織犯罪等の審査、鑑識活動など 交通課=交通安全教育・交通の指導取締、交通事故の捜査、交通規制の実施や運転免許の事務など 警備課=警衛警護、警備犯罪の取締り、災害警備活動など。
交番として「共栄交番」(共栄通6丁目2番地)、「孫田交番」(東横山町114番地の20)、「記念橋交番」(末広町1丁目3番地)、「原山交番」(八幡台1丁目143番地)、「瀬戸口交番」(瀬戸口町1番地の1)、「品野交番」(品野町6丁目159番地)、「水野交番」(内田町2丁目87番地の1)が、また、駐在所としては「赤津駐在所」(西窯町107番地)、「山口駐在所」(田中町68番地の2)、「上品野駐在所」(上品野町507番地)、「定光寺駐在所」(定光寺町393番地の1)があり、事件・事故・不審者などの届出に対応している。
名古屋地方検察庁瀬戸区検察庁
なごやちほうけんさつちょうせとくけんさつちょう
瀬戸市小田妻町1丁目220番地の1
検察庁には最高検察庁、高等検察庁、地方検察庁、区検察庁の4種類があり、それぞれ裁判所に対応して置かれており、瀬戸簡易裁判所に対応して瀬戸区検察庁がある。
検察庁では検察官・検察事務官などが執務しており、検察官は刑事事件について捜査及び起訴・不起訴の処分を行い、裁判所に法の正当な適用を請求し、裁判の執行を指揮監督するなどの権限を持つほか、公益の代表者として民法など各種の法律により数多くの権限が与えられている。
瀬戸区検察庁は、瀬戸市、尾張旭市、長久手市を管轄し、春日井・津島区検察庁と共に本庁の名古屋地方検察庁内(名古屋市中区三の丸4丁目3番1号)に所在する。小田妻町にある名古屋法務総合庁舎(旧名古屋法務局瀬戸出張所)は閉鎖している。