文化センターから南公園への階段の壁に貼りつけられた染付皿は、2005年日本国際博覧会瀬戸会場の記念モニュメント「天水皿n」に使用された皿と同じもので、景徳鎮市から贈られた。両市の友好関係がますます深まっていくように願いを込め、その証として、ここを「友好の青花壁」と名付けている。中国では染付のことを青花という。

平成16年(2004)4月21日に姉妹都市提携に調印
チュニジア共和国は、アフリカ大陸の最北端に位置し、北および東は地中海、南の内陸部はサハラ砂漠に続いている。昭和31年(1956)にフランスから独立したが、現在でもフランスの影響が見受けられる。
平成23年(2011)1月の政変により、23年間の長きにわたりチュニジアを統治していたベンアリ政権は崩壊し(ジャスミン革命)、同年10月23日にはチュニジア史上初となる民主的な選挙「制憲国民議会選挙」が実施された。国民の多くは、今回の政変を勝ち取った成果として歓迎しており、チュニジアは民主化に向け、新たな国づくりを進めている。
ナブール市は、チュニジア北部のボン岬半島の中心都市で、ナブール県の県都で人口は約6万人である。陶器の名産地として知られており、水差し、壷、花瓶など幅広い陶器が生産されている。ナブール焼きと呼ばれるこの町の特産品を求めてチュニジア内外から多くの人が訪れている。
平成15年(2003)11月18日に姉妹都市提携に調印
リモージュ市は、パリから南に350㎞、大西洋から東へ200㎞のフランス中央部に位置するリムザン地方の中心都市で、オート=ヴィエンヌ県の県庁所在地でもある。湖沼、森林など、豊かな自然環境は、フランスで最も美しい景観の一つに数えられる。リモージュ市の人口は約14万3000人で、瀬戸市とほぼ同じである。首都パリのオルリー空港からリモージュのベルガルド空港まで1時間10分、市内まで車で15分で、鉄道(TGV)ではパリのオステルリッツ駅から約3時間である。
人口の約半分が窯業関係の仕事に従事している。そのほか医科学、電子、電気、機械などの工業や農業が発展しており、海外との交流も盛んである。主要産業は陶磁器製造業、製靴、金属、機械、電気機器、家具、自動車部品、印刷などで、エステルテクノポール(科学技術研究交換スペース)や大学では、セラミックスの分野の先端的な技術研究開発が行われている。
平成18年(2006)4月20日に友好姉妹都市提携を締結
利川市は大韓民国北西部にある京畿道の主要都市で、ソウルから南東へ約50km、車で1時間くらいの距離にある。人口は約19万3000人で、穏やかな気候、清水に恵まれ米や果物の産地として知られている。
また、良質の陶土を産出し、大変古くから陶芸の街として発展してきた。現在は多くの陶芸家が集まり、朝鮮陶磁器の伝統を継承し、陶芸の伝統を引き継ぐ街になっている。毎年4・5月頃に陶磁器祭が開催される。
平成8年(1996)10月11日に友好都市提携の調印
景徳鎮市は中国江西省に位置し、上海の西方約600km、人口約160万人、面積約5,256km2である。景徳鎮は、陶磁器の原料である純白の磁土・カオリンと燃料用の松材に恵まれ、唐時代の末頃から、白い器に透明な釉薬をかけて焼く白磁の主産地として発展し、今日に至るまで“磁都”の名を誇ってきた。
景徳鎮窯の陶磁器は、中国歴代の皇帝たちを魅了してやまず、やがて明王朝(1368~1644)や清王朝(1644~1911)には、皇帝専用窯の御器廠(官窯)が置かれて、国家的な財力と技術の枠を集めた高品質で贅沢な陶磁器の数々を生み出したのである。しかも、その官窯で磨かれた技法は、民間の窯をも発展させ、中国民衆の間に広がり、景徳鎮窯の名声は全世界に伝わった。日本のやきものにも影響を与えてきた。
昭和54年(1979)5月選定
瀬戸市制50周年記念行事の一つとして、市民投票により「市の花」に選定された。候補となった花は、つばき、つつじ、さつき、さざんか、もくれん、もくせいの6種類で、応募総数301票のうち、73票の最高票を得たつばきに決定した。
つばきは、市内の山地にも多く自生していて、園芸品種も多く、栽培はやさしいとされている。鎌倉から室町時代にわたって陶器の「灰釉」として用いられたと思われ、瀬戸市の窯業とも関係が深いとされる。
市を象徴するのにふさわしい花として、また市内の緑化や美化を推進するためのシンボルとして、市政40周年記念で決定した市の木「くろがねもち」とともに市民に親しまれるものとなった。

昭和44年(1969)5月選定
瀬戸市制40周年記念行事の一つとして、市民投票により「市の木」に選定された。候補となった木は、くろがねもち、かしのき、しいのき、くすのき、くろまつの5種類で、応募総数842票のうち、478票の最高票を得たくろがねもちに決定した。
くろがねもちは、東海地方では別名「福来柴(ふくらしば)」とも呼ばれ、モチノキ科に属する縁起の良い木である。常緑樹で、雌雄異株で葉の柄が紫色がかるのが特徴で、雌株は赤色の実を多数つけ美しい。成長すると高さは10~15mに達する。乾燥に強く、整枝に強いので古来庭園木として多く用いられ、亭亭たる巨木はその家の格式のシンボルとされた。