山口 ホタルの会

やまぐち ほたるのかい


山口地区の吉田川のホタルは、昭和38年(1963)からの土地改良事業で絶滅したと思われていた。しかし、昭和55年(1980)頃から自然発生し始め、再び多くのホタルの姿が見られるようになった。山口地域まちづくり協議会では、平成14年(2002)~平成16年(2004)に私有地を借りて環境水田を作りホタルの保護活動開始、平成17年には吉田川沿いにビオトープを完成した。このようにホタルの保護活動を始め、養殖などを一切行わず、草刈や枝打ちなど水辺の環境を守ることでホタルの自然繁殖を目指した。そして山口地域まちづくり協議会から独立して、専属で保護活動をする団体「山口ホタルの会」が平成15年(2003)6月に年発足した。例年、環境整備と観察会が行われている。