瀬戸観光ボランティアガイド

せとかんこうぼらんてぃあがいど


瀬戸の観光の大きなアピールポイントがやきものづくりの営みによって築き上げられた有形・無形の財産であり、やきものの歴史を背景にした様々な物語である。そうした瀬戸の魅力や歴史の奥深さを、訪れたお客様に紹介・PRし、温かいおもてなしに努めることで、観光事業の振興と産業・地域社会の発展に寄与することを目的に設立。
平成6年(1994)市民生涯学習セミナー「瀬戸やきもの観光塾」開催。平成7年(1995)観光ボランティアガイド募集、講習、研修を重ねて平成8年(1996)4月に設立。当初は30名でスタートした。
※「あいち観光ボランティアガイド会」(平成28年(2016)1月現在62団体登録)の中では設立年月日が9番目。

<ガイドの概要>
お客様の希望に応じ、2つの基本コースを中心に案内
ガイド料金:無料
予約:1週間前まで
予約人数:10名程度から(応相談)
所要時間:1時間30分~2時間程度
コース:せとものの歴史をたどる【窯神神社、無風庵、法雲寺、深川神社、陶祖公園】
    洞町・窯垣の小径を歩く【宝泉寺、窯垣の小径資料館、洞本業窯等】

定光寺ほたるの里の会

じょうこうじほたるのさとのかい


ほたるの里作りは、もともと市民ボランティアが実践する里山保全活動のモデル事業としてスタートした。平成9年(1997)、「市民による里山の保線と活用」の研究を、2005年日本国際博覧会協会から瀬戸市の市民団体「水野地域まちづくり協議会」が委嘱され、ホタルの復活に取り組み始めたのがスタート。その翌年の平成10年(1998)10月に整備が始まり、希少生物の調査や水路の整備に取り掛かった。もともとあった棚田を生かしたジグザグの水路も酸素補給用の水車もすべてボランティアの手作り。下流に水質浄化用のセラミック多孔体を設置し、ポンプで水を再び上流に運んでリサイクルする水路が平成11年(1999)の3月に完成。ホタルの幼虫と、その餌となるカワニナ(貝の一種)を放流したところ、その年の6月にホタルの飛翔が初めて確認された。平成12年(2000)にはホタルが飛び交う様子が確認され、一般公開もされるようになった。その後もバリアフリー化、新しい棚田の造成など、地元企業の協力もあり、その規模は次第に大きくなり、テレビや新聞などでも大きく取り上げられたことから、毎年の一般開放には多くの人が訪れるようになった。
平成12年4月、「定光寺ほたるの里の会」がまちづくり協議会から独立して発足した。その後も、地域の枠を超えた市民を対象に、ほたるの里やその隣の稲込の郷で、ホタルの幼虫の放流やホタルの鑑賞会、里山体験、稲作体験など、年間を通じてさまざまなイベントを行ってきた。イベントがなくても、週末になるとボランティア数名が集まり、ほたるの里の整備など、自然に囲まれての作業を楽しんでいる。

山口 ホタルの会

やまぐち ほたるのかい


山口地区の吉田川のホタルは、昭和38年(1963)からの土地改良事業で絶滅したと思われていた。しかし、昭和55年(1980)頃から自然発生し始め、再び多くのホタルの姿が見られるようになった。山口地域まちづくり協議会では、平成14年(2002)~平成16年(2004)に私有地を借りて環境水田を作りホタルの保護活動開始、平成17年には吉田川沿いにビオトープを完成した。このようにホタルの保護活動を始め、養殖などを一切行わず、草刈や枝打ちなど水辺の環境を守ることでホタルの自然繁殖を目指した。そして山口地域まちづくり協議会から独立して、専属で保護活動をする団体「山口ホタルの会」が平成15年(2003)6月に年発足した。例年、環境整備と観察会が行われている。

瀬戸焼そばアカデミー

せとやきそばあかでみー


瀬戸市見付町38-2(瀬戸商工会議所内)  82-3123
瀬戸焼そばアカデミーは、瀬戸焼と瀬戸焼そばの文化を通じ、瀬戸市の名を全国に広め、瀬戸市のイメージ向上と、瀬戸市民の郷土愛を育み、瀬戸市の地域活性化を図ることを目的に、平成23年12月に発足し、翌年3月に設立された団体。全国的に瀬戸市のブランドとして広げていくため、「瀬戸焼そば」とはどういうものなのかを確立し、市民の家庭に瀬戸の食文化として定着させ、提供する際の器に“瀬戸焼”を活用した食と器のコラボレーションを行い、新たな地域資源としてプロモーションをしていく必要があります。そこで、この瀬戸焼そばを、家庭から地域、地域から全国へと羽ばたかせることで、瀬戸市のイメージ向上、市民の郷土愛の醸成、そして地域の発展と産業の発展につながることを願って、「瀬戸焼そばアカデミー」を運営している。

品野つくし会

しなのつくしかい


岩屋堂公園を含む品野地区のまちづくりに協力し、地域・社会の発展のため、努力・貢献していくことを目的に結成された市民団体。平成19年(2007)、瀬戸市品野地区の住民5人で結成。平成26年(2014)4月にNPO 法人となった。会員たちはライトアップ岩屋堂の他、公園の清掃や草刈りなどの環境保全活動も行っている。
⇒「ライトアップ岩屋堂」参照

おもてなしボランティア

おもてなしぼらんてぃあ


瀬戸市おもてなしボランティアは、愛・地球博が開催された2005年に、世界中から瀬戸を訪れる人たちを温かくおもてなしをしながら、瀬戸のまちをPRするボランティアとして活動した。「広がれ、つながれ、おもてなし」を合言葉に、結団式が2003年2月1日(日)午後1時半から瀬戸市文化センターで盛大に開催された。この結団式には名誉リーダーに就任した俳優の藤岡弘さんも東京からかけつけ、熱いメッセージを参加者に発信した。当日はおもてなしボランティアをはじめ一般市民などおよそ800人が参加した。
愛・地球博開催期間中には、多くのお客様を温かいおもてなしの心でお迎えしてきた。(登録者数は2,590人)
その経験や市民参加の成果を生かして、瀬戸市の観光PRを主な目的として、来訪者をおもてなしする活動を継続している。
主な活動は
・パルティせと観光インフォメーションでのご案内活動
・瀬戸蔵ミュージアム内の展示案内活動
・せと魅力発信広報活動
・イベントちょこっとお手伝い活動
・瀬戸蔵まるっとシアターお手伝い活動