日展会員、 日本彫刻会員、 筑波大学芸術学群彫塑領域非常勤講師、アトリエ・カメタニ代表。
昭和27年(1952)愛知県名古屋市に生まれる。昭和47年(1972)、長江録弥日本芸術院会員に師事。亀谷政代司の世界では奈良時代に栄えた漆の彫刻や土の風合を活かしたテラコッタ、金属固有の堅牢さを持つブロンズなど、様々な材質と技法により作品を製作、またテーマも、神話の世界からモチーフを得たり、動物たちの野性味や愛嬌のある一面などを捕らえ、多様な表情を追い求めている。昭和57年(1982)第11回「眠りの形態」、翌年12回日彫展「エヴァの日々」にて日彫賞受賞。昭和60年(1988)第17回「夢もう一杯」、昭和63年20回日展「The Man」にて特選受賞。平成9年(1997)第27回日彫展「ダナエ」にて西望賞を受賞。日彫展3回、日展3回の審査員をつとめる。
また、全国の各寺院の依頼に応じて仏像を納仏しているが、九州博多区の聖福寺に阿弥陀如来・釈迦如来坐像等を納仏したことにより、平成21年(2009)には第百三十三世白峰宗慧老師より雲岫斎慧慶(うんしゅうさいえきょう)の大佛師号を拝受している。
また、後進の指導に当たる一方、公共施設等への作品の設置や、瀬戸市文化協会会長、公益財団法人瀬戸市文化振興財団理事などをとおして、文化・芸術の振興に努めている。