地場産業振興ビジョン

じばさんぎょうしんこうびじょん


陶磁器関連産業を取り巻く状況は、国内消費の低迷に加え、燃料等の高騰や低廉な外国製品の大量流入などにより、非常に厳しい状況が続いている。このような社会経済環境の変化に適切に対応し、産地として生き残りを図るために、瀬戸市のやきものの歴史や文化をはじめとした地域資源を有効に活用し、その強みを生かすことによって地域産業を活性化することを目的として策定された。
このビジョンは、瀬戸市の陶磁器関連産業の現状と課題を整理し振興方針を示すことにより、陶磁器関連産業の発展に向けた考え方を関係者間で共有しようとするもので、今後ビジョンに基づく取り組みを計画的かつ着実に推進し、磁器関連産業が抱える課題を克服し未来に向けて変化することにより、「陶都瀬戸の復活」を実現し、地域経済の持続的な発展や市民にとつて魅力と誇りを感じられるまちの形成を目指す。
1.計画期間
平成24(2012)年度から平成33(2021)年度までの10年間
2.目標
「陶都瀬戸の産地力向上」
(1)瀬戸焼プレミアムを生み出す~トレンドリーダーヘ~
(2)需要を切り開く~setoyaki styleを世界へ~
(3)技術・伝統を守り、育てる ~陶都瀬戸の伝統口文化を次代へ~
3.基本方針
(1)ブランドカの強化
(2)創造力と提案力の強化
(3)革新力と技術力の強化
(4)集客力と発信力の強化