東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林生態水文学研究科五位塚事務所

とうきょうだいがくだいがくいんのうがくせいめいかがくけんきゅうかふぞくえんしゅりんせいたいすいもんがくけんきゅうかごいづかじむしょ


東京大学愛知県演習林は、大正11年(1922)に仮事務所を東春日井郡瀬戸町に置いて事務を開始し、大正12年(1923)12月に同郡水野村大字上水野字安戸に庁舎を新築しここに移転した。同年から穴の宮において量水堰堤建設工事を開始し、大正13年(1924)には完成し、大正14年(1925)には気象観測、量水観測を開始した。その後順次、東山、白坂、数成で気象観測、量水観測を開始している。昭和6年(1931)当時の面積は、水野地区477ha、東山地区123ha、白坂地区235ha、犬山地区508ha、合計1,343haであった。
昭和18年(1943)以降、事務所と試験地の一部は瀬戸市東松山町に置かれ、気象観測も行われた(1949年中止)。
昭和38年(1963年)に瀬戸市からの強い要請により水野地区及び東松山の事務所敷地約400haを手放し、代わりに林野庁名古屋営林局管理下の品野国有林392haを取得した。昭和40年(1965)には事務所を瀬戸市五位塚町に、宿泊施設は瀬戸市北白坂町に移転した。
その後、演習林は農学部の附属施設と位置付けられてきが、平成13年(2001)の改組に伴い大学院農学生命科学研究科の附属施設となった。平成16年(2004)には国立大学法人東京大学となり、演習林の土地は法人に継承された。それに伴い土地の所有形態も文部科学省管理国有林から法人の所有する私有林となり、現在に至っている。
生態水文学研究所は、瀬戸市五位塚町に位置する事務所・研究室(1ha)と2研究林1試験地により構成されている。赤津研究林(745ha)内には作業所・宿泊施設・苗畑がある。犬山研究林(443ha)は犬山市東部に位置しており、研究林内には作業所がある。穴の宮試験地(77ha)は瀬戸市の北部に位置する。

名古屋学院大学 瀬戸キャンパス

なごやがくいんだいがく せときゃんぱす


1968年に愛知県瀬戸市に完成。隣接するゴルフ場と一体となって開発された為、山に囲まれており、大自然にあふれている。広大な土地に校舎が点在。またスポーツ設備も整っている。名古屋キャンパスの完成により、現在はスポーツ健康学部・リハビリテーション学部のキャンパスになっている。

南山大学 瀬戸キャンパス

なんざんだいがく せときゃんぱす


平成7年、南山学園と名古屋聖霊学園は合併し、海上の森のふもとの瀬戸キャンパスに、新たに総合政策学部・数理情報学部(現情報理工学部)、総合政策研究科・数理情報研究科の二学部二大学院を新設した。統合した名古屋聖霊短期大学の敷地を利用し、平成12年に設置。聖霊中学校・高等学校と隣接している。平成27年に理工学部(情報理工学部から名称変更)および理工学研究科、平成29年に総合政策学部および社会科学研究科・総合政策研究科がそれぞれ名古屋キャンパスに移転予定。これにより、名古屋キャンパスに全学部・研究科が移転する。

大学コンソーシアムせと

だいがくこんそーしあむせと


瀬戸市と近隣の6大学(愛知工業大学、金城学院大学、中部大学、名古屋学院大学、名古屋産業大学、南山大学)が協働して、新しい文化活動を創成していくための組織。平成15年6月3日、瀬戸市と6大学が「大学コンソーシアムせとに関する包括協定書」および「大学コンソーシアムせとに関する包括協定のための覚書」に調印する。 市民が自ら学ぶ生涯学習の支援、市民と学生の交流、小中高教育との連携・支援、まちづくりのお手伝いなど、加盟大学がそれぞれの特色を活かした活動を展開している。文化創造プロジェクト、カレッジ講座、講演会、まちづくり施策協働プログラムなどを実施している。