定光寺自然休養林

じょうこうじしぜんきゅうようりん


定光寺自然休養林は、瀬戸市の北部の標高50m~327mの丘陵山地で、人工林と天然林からなる緑豊かな森林であり、全区域が愛知高原国定公園に指定されている。昭和44年(1969)4月に開設された。面積は723ha。自然休養林の北端の斜面は寺林とともに代表的な暖帯常葉緑広葉樹林で、ツブラジイ・アラカシ・アカガシなどの巨木の下にヤブツバキ・ヤブニッケイ・サカキ・シキミ・ヒサカキ・アオキなどの低木が茂り、地面はベニシダ・ヤブソテツ・キジオノ・ホソバカナワラビなどの暖帯性のシダ類がみられる。春は新緑、夏はキャンプ、森林浴、ハイキングなどと四季を通して楽しむことができる。主な施設は、キャンプ場、アーチェリー場、森林交流館、遊歩道、星の広場、樹木見本林、ホタルの里、野外活動センターがある。

定光寺自然休養林 林内回廊

 

瀬戸郵便局

せとゆうびんきょく


瀬戸市共栄通4丁目14番地
明治6年(1873)6月1日瀬戸村677番戸に瀬戸郵便局取扱所を開設した。その後6回の移転を行い、昭和50年(1975)11月17日現在地に新築移転した。
民営化に伴い、平成19年(2007)10月1日に日本郵政グループ(日本郵政㈱、郵便事業㈱、郵便局㈱、㈱ゆうちょ銀行、㈱かんぽ生命保険)が発足、平成24年(2012)10月1日「郵便局㈱」と「郵便事業㈱」の統合により「日本郵便㈱」が発足した。郵便局は日本郵便㈱の店舗で、日本郵政グループの「郵便」「銀行」「保険」という異なる3つの事業を郵便局という窓口ネットワークでつないでサービスを行っている。
業務としては、郵便業務として郵便、印紙、ゆうパック、チルドゆうパック、内容証明を、貯金業務では貯金、為替、振替、振込、国際送金、外貨両替、国債、投資信託を、保険業務では生命保険、バイク自賠責保険、自動車保険、がん保険、引受条件緩和型医療保険、定額年金保険を取り扱っている。

瀬戸簡易裁判所

せとかんいさいばんしょ


瀬戸市陶原町5丁目73番地
昭和22年(1947)法律によって、瀬戸にはじめて簡易裁判所が設置された。現在の官舎は昭和49年(1974)6月に旧庁舎の跡地に新築された2代目の庁舎である。
当裁判所は、名古屋地方裁判所管内の簡易裁判所として、瀬戸市、尾張旭市、長久手市を管轄とする民事、刑事事件の裁判事務を行っている。民事事件については、訴訟の目的となる物の価額が140万円を超えない請求事件を、刑事事件については罰金以下の刑に当たる罪及び窃盗、横領などの比較的軽い罪の訴訟事件等について第一審の裁判権を持つ。民事事件または刑事事件について簡易に処理する特別な手続きを利用することができるほか、身近な民事紛争を話し合いで解決するための調停制度もある。

瀬戸簡易裁判所

労災サポートセンター愛知労災特別介護施設 ケアプラザ瀬戸

ろうさいさぽーとせんたーあいちろうさいとくべつかいごしせつ けあぷらざせと


瀬戸市山手町294番地の5
周りを静かな住宅地に囲まれた緑豊かな広い敷地をもった丘陵地に、平成5年(1993)に開設された。ケアプラザは、産業の発展に貢献するなかで被災し、労災年金を受給することになった方々に安心していきいきとした生活を営んでいただくために厚生労働省が全国に8か所設置し、一般財団法人労災サポートセンターが委託を受けて運営している施設で、労災特有の傷病・障害に応じた専門的な介護サービスを提供している。
当施設は、障害を持ち高齢化していく入居者が「快適で生き甲斐のある生活」をおくれるよう配慮した終身介護施設で、家庭内での介護に困難な重度被災労働者の方々のために、その状態に応じた介護サービスを提供する施設として厚生労働省が設置したものである。