赤津窯の里めぐり

あかづかまのさとめぐり


より多くの人に伝統的工芸品である赤津焼の良さを知ってもらい、地域が良くなるようにしたいとの願いから生まれた催事で、平成12年(2000)から始まった。
毎年5月の第2土・日曜日と11月の第2土・日曜日に、赤津焼の窯元の会=「赤津窯元まわし会」が中心となって行っている。赤津地区の約30軒の窯元や問屋が工夫をしておもてなしをする。
第30回からは、アート・音楽・食など、さまざまなジャンルのアーティストが窯元とコラボレーションする「赤津アートフェスティバル」を同時開催し、好評を博している。
⇒「ゆるり秋の窯めぐり」を参照

お雛めぐり(陶のまち瀬戸のお雛めぐり)

おひなめぐり(とうのまちせとのおひなめぐり)


平成14年(2002)から開催。毎年、2月初旬から3月初旬の約1か月開催。「街角ギャラリー」を広め、多くのお客様に楽しんでいただくことを狙い、「お雛様」をキーワードにまちめぐりを始めたのが、お雛めぐりのきっかけ。
当初は中心市街地にある商店街に街角ギャラリーから借りたお雛様にちなんだものを展示したり、市内に点在するギャラリーをジャンボタクシーで回るツアーなどを実施した。
平成19年(2007)からお雛めぐりのシンボルとしてメイン会場の瀬戸蔵に高さ4m、13段3面(現在は11段4面)のピラミッド型巨大ひな壇「ひなミッド」を設置した。当初は陶磁器以外の人形も「ひなミッド」に展示していたが、平成21年(2009)より陶磁器とガラスの創作雛のみを展示しており、現在は陶磁器メーカーや作家、窯元、地元高校生、全国の陶磁器・ガラス産地の雛人形など約1,000体を展示している。
お雛めぐり期間中、市内各所で陶磁器・ガラスの雛人形はもちろん、古代雛や吊るし雛等の展示やお雛作り体験も開催され、お雛めぐりのみどころをボランティアガイドとともに巡るツアーも人気を博している。
平成23年(2011)からはお雛ランチ、お雛スイーツがスタートし、平成24年(2012)にはウォルトディズニージャパンとコラボして映画「オズ はじまりの戦い」の公開を記念した「オズ陶雛人形」を製作し「ひなミッド」に展示した。

せと陶のあかり

せととうのあかり


平成24年(2012)12月8日から25日まで、瀬戸蔵、中心市街地3商店街においてXmasイベントを開催。
商店街ではクリスマスケーキプレゼント、Xmasアレンジフラワー体験、せとちゃんサンタを探せ!、市民参加のあかり作品やノベルティ(陶器の置物)のあかり作品を展示。
瀬戸蔵にはノベルティ、ガラス工芸品をクリスマスツリーのオーナメントとして設置。芝生広場では祖母懐地区の陶篭のあかりによる “ゆれる”あかり展、愛知県陶磁美術館で作陶体験した、みんなのクリスマスツリーを展示した。
その他、瀬戸蔵アトリウムコンサートや市民団体「うまいスター倶楽部」による食とコンサートイベント、CGライブショーを実施した。

陶のあかり路

とうのあかりみち


瀬戸の冬の風物詩として平成19年(2007)より開催。時期は12月中旬~下旬。
平成23年(2011)まで、全国公募により募集した約100点の陶器・磁器・ガラスのあかりアート作品を展示ケースに入れて、瀬戸川両岸商店街歩道に展示。さらに来訪者がお気に入りの作品に投票するコンテストも開催した。
商店街あかりアート展「市民参加部門あかりアート作品展示」では、瀬戸の陶芸・ガラス作家を講師とした体験教室を開催し、制作した作品を商店街の空き店舗やギャラリーに展示。その他、約2,500個のセトモノ(陶磁器・ガラス)をキャンドルホルダーとして用いた市民参加型のキャンドルイベントや祖母懐まちづくり協議会の協力による「陶篭」をろうそくのあかりで灯した“ゆれる”あかり展を開催した。
なお、平成24年(2012)は趣を変えた「せと陶のあかり」が開催された。

せと・あとりえ参道

せとあとりえさんどう


平成21年(2009)瀬戸市制施行80周年記念事業として、深川神社参道、瀬戸蔵屋外広場において開催したのを契機として、平成26年まで毎年10月第2土・日曜日に開催された。
瀬戸で活動している陶器、磁器、ガラス、木工、金属、布等様々なジャンルのクリエータによる作品の展示・販売。各ブースにおいては展示・販売に加え、「ものづくり文化が育まれるまち瀬戸」を市内外に発信するため、作り手自身が制作実演を行ったり、お客さんがものづくりの体験ができることが魅力となっている。会場ではその他、JAZZのステージやせと・まるっとミュージアムのイメージキャラクター「せとちゃん」の生みの親である絵本作家の「のぶみ」ブースも毎年開設された。
また、平成23年(2011)より中心市街地3商店街もこの「あとりえ参道」にあわせて、ものづくりをテーマとしたイベントを開催した。

ゆるり秋の窯めぐり

ゆるりあきのかまめぐり


平成12年(2000)からはじまったイベント。
「ゆるり秋の窯めぐり」は、ものづくりの文化や伝統を今に伝える窯元約50軒が、普段は見ることのできない工房やギャラリーを開放し、お客様をおもてなしするイベント。来訪者が作り手の人柄に触れながら作品をお値打ちに購入したり、作陶体験や散策を楽しむことができる。
窯元が集積する地域である赤津・品野・水野地区で同時開催し、3地区を結ぶ回遊バス「せとらんぜ号」が運行されるので、瀬戸市内のまち全体を一つのイベント会場として、心ゆくまでせとものの魅力を満喫できる。
⇒「赤津窯の里めぐり」を参照
⇒「しなの工房めぐり」を参照
⇒「水野窯めぐり」を参照

招き猫メイク

まねきねこめいく


平成17年(2005)「第10回 来る福招き猫まつりin瀬戸」から始まった「招き猫メイク」は好評で、家族連れでも楽しめるイベントになってきた。美容師の大竹路恵さんが初代キャッツのメイクさんからメイク方法を習う。平成22年(2010)第15回から中部美容専門学校がメイクに協力。
⇒「来る福招き猫まつりin瀬戸」を参照

招き猫うちわdeスタンプラリー

まねきねこうちわですたんぷらりー


平成9年(1997)「第2回 来る福招き猫まつりin瀬戸」で、初めてスタンプラリーが行われた(第2回は無料、第3回は100円、第4回から300円)。
平成17年(2005)の第10回は愛・地球博の開催と重なり、瀬戸市内でも「せと・やきもの世界大交流イベント」を開催しており、8月6日・7日に開催した。この年は真夏の開催ということでスタンプラリーの台紙をうちわにした企画が好評であった。
現在、「招き猫うちわdeスタンプラリー」が各日限定数(300円)で行われている。スタンプ台紙販売所は文化センター・瀬戸蔵セラミックプラザ・窯垣の小径ギャラリーで、市内9か所のスタンプ札所のうち6か所以上のスタンプを集めると抽選でもれなく招き猫グッズがプレゼントされる。
 ⇒「来る福招き猫まつりin瀬戸」を参照

福々ランチ

ふくふくらんち


平成10年(1998)「第3回 来る福招き猫まつりin瀬戸」から登場した現在でも人気の企画。毎年デザインがかわる招き猫をかたどった陶磁器製の弁当箱で、祭りの日限定で参加店舗のオリジナルメニューが楽しめる。
⇒「来る福招き猫まつりin瀬戸」を参照