せと・まるっと市民生活祭

せと・まるっとしみんせいかつさい


「せと・やきもの世界大交流」事業の成果を今後の瀬戸市の都市戦略の要である「せと・まるっとミュージアム」の取り組みに引き継がれた事業のひとつ。消費生活、災害といった身近な市民生活をテーマに、毎年10月中旬の土曜日に「みんなの生活展」「安心・安全フェア」「環境フェア」が文化センターで繰り広げられる。中心市街地ではせと・あとりえ参道が、パルティせとでは交流フェスタが同時開催され、かつて市民公園で開催されていた「瀬戸市民祭」に代わるものとなっている。
・映画上映会(文化ホール)
・リサイクルマーケット(駐車場)
・災害、家電製品の安全・安心、悪質商法、エコライフ、食といったテーマで協力団体が展示(文化交流館)
・自主製品、瀬戸みやげ推奨品、瀬戸の地産地消の販売など(文化交流館)
・エコゲームコーナー、量目コーナー、手づくりコーナー、おもちゃ病院(文化交流館)
・安心安全フェア(防災・防犯グッズの展示・紹介)、環境フェア(エコについて楽しく学ぶ)、パトカー・赤バイと記念撮影(市民広場)

せと・やきもの世界大交流

せと・やきものせかいだいこうりゅう


2005年日本国際博覧会「愛・地球博」の開催に合わせて、3月19日から9月30日までの185日間にわたり、「せと・やきもの世界大交流」として瀬戸市各所でさまざまな事業が繰り広げられた。
月毎にテーマ(3・4月;オープニング月間、5月;景徳鎮月間、6月;ナブール月間、7月;リモージュ月間、8月;キッズ&ファミリー月間、9月;日本のやきもの月間)を設定し、瀬戸市が姉妹都市提携を結んでいる3か国(景徳鎮市・ナブール市・リモージュ市)との「姉妹都市交流事業」など、各月間のテーマごとに多彩な事業を展開した。
その他、ホームステイ「瀬戸の家」や「おもてなしボランティア」による観光案内、フレンドシップ事業等おもてなし事業も行われた。
また、整備事業として「市内回遊バスの運行」や「イベント用駐車場・案内標識」整備が行われた。
期間中の延べ交流数は420万人で、瀬戸の街全体が世界の交流の舞台となった。

ベロタクシー

べろたくしー


平成9年(1997)にドイツで開発された環境にやさしい交通システムとして開発された自転車タクシー。日本では、平成14年(2002)に京都で走ったのが最初。「来る福招き猫まつり」や「せと・あとりえ参道」で運行した。

ボンネットバス(ボン太号)

ぼんねっとばす(ぼんたごう)


昭和51年(1976)頃まで大津営業所で路線バスとして運行、昭和53年(1978)には京都定期観光バス50周年を記念して「おいでやす京都号」として運行、その後、東海ボンネットバス保存同好会が購入した。
平成6年(1994)第49回国民体育大会(わかしゃち国体)開催時に観光協会が選手の観光案内に活用したことがきっかけとなり、平成7年(1995)に「ボン太号」の愛称で各種イベントに登場している。「来る福招き猫まつり」や「せと・あとりえ参道」では、レトロな雰囲気を珍しがる子どもから懐かしさを感じる大人まで、たくさんの人たちの夢を乗せて瀬戸川沿いを走った。現在、招き猫ミュージアム前駐車場に展示されている。

ゴールデンウィークはガラスウィーク

ごーるでんうぃーくはがらすうぃーく


ゴールデンウイーク(GW)をガラス・ウィークともじって平成20年(2008)から平成23年(2011)まで開催されたガラスイベント。
・全日本おはじき大会
・全日本おはじきパターゴルフ大会
・中心市街地7ヶ所のギャラリーでのガラス作品展
・風鈴曳き売り
・ガラス工芸体験 などが開催された。

ごんか祭

ごんかまつり


平成12年(2000)に(社)瀬戸青年会議所が地域活性化とまちづくりを目的に、市民とともにプロジェクトを立ち上げ、その中で「ごんか祭」が決定した。平成13年(2001)から「ごんか祭プロジェクト」が中心となり開催された。
「ごんか」というのは「やんちゃ」「言うことを聞かない」というような意味の瀬戸弁。だだをこねる子どもに対して「ごんかをふくな」という言い方をする。
ごんか祭には「ごんか節」というオリジナルの曲に合わせての総踊りがあり、土の化身や火の化身に扮した踊り手はもちろん、参加者全員が踊りまくる。
ごんか節の歌詞の一部分に「ばんげ寝こなしかんこして 窯に火をくべ ぼわれとる・・・」とあるが、これは「夜、眠らずに工夫をして 窯に火を入れ 仕事に追われている・・・」といった意味である。

ライトアップ岩屋堂

らいとあっぷいわやどう


岩屋堂公園の川面に紅葉をライトアップで映して誘客をはかり、ライトアップの光で来場者を癒したいという思いで、品野つくし会(現在、NPO法人 品野つくし会)が運営している。平成19年(2007)に非公開試験点灯を実施し、平成20年(2008)に第1回を開催して以降、年々知名度が増してきている。
岩屋堂公園内の鳥原川の川面に映える色とりどりの景色はもちろんのこと、岩屋堂と暁明ヶ滝のライトアップも見どころ。また、散策ルートの各所に配置した竹のあかりアートが幻想的な光で足元を照らし出している。

岩屋堂公園の紅葉情報
紅葉する木:カエデ類、イチョウ
おすすめスポット:公園の中を流れる鳥原川沿い
もみじ祭:11月初旬から12月初旬
ライトアップ:11月中旬ごろ

洞町・窯垣の小径まつり

ほらまち・かまがきのこみちまつり


「窯垣の小径」を散策しながら工房やギャラリーを巡るイベント。洞町文化会が主催で毎年11月第2日曜に開催。
地元窯元や陶芸作家が工房やギャラリーを開放。スタンプラリーやぜんざいの振る舞いなどのおもてなしもある。

水野窯めぐり

みずのかまめぐり


水野窯めぐりは、窯屋さんの仕事ぶりを直接お客さんに見てもらい、買ってもらおうと始めた企画で、春と秋の2回行われている。毎年4月の第2土・日曜日と11月の第2土・日曜日に、水野地区の10軒ほどの窯元がさまざまな企画、サービスを考えておもてなしをする。
目的の窯元まで送迎する無料シャトルワゴンの運行がある。
⇒「ゆるり秋の窯めぐり」を参照

しなの工房めぐり

しなのこうぼうめぐり


毎年5月の第2土・日曜日と11月の第2土・日曜日に、品野地区の15軒ほどの窯元が工房を一斉公開。絵付けやろくろなどの作陶体験、スタンプラリーなど、楽しい企画が盛りだくさん。
「陶玉コレクション」が人気で、道の駅しなの~各窯元区間を無料シャトルワゴンが運行する。
⇒「ゆるり秋の窯めぐり」を参照