多くの市民、企業、団体の参加と国内外20の陶磁器産地の協力のもとに、愛知万博構想発祥の地瀬戸会場にモニュメントを出展した。このモニュメントの名称は「天水皿n」(てんすいざら エヌじょう)、黒川紀章氏が命名した。天水皿nは天の水を受ける皿、地球を意味し、「n乗」は世界の陶磁器産地から集まった皿、子供たちがワークショップで描いた皿30,000枚を示している。また、皿のデザインは日比野克彦氏が描いた。地球は大きな皿であり、地球に降った雨を蓄え、そして生物が誕生し、現在の生命が宿る星、地球ができた。この地球誕生の源となった水をイメージしデザインが描かれている。
大きさ:直径30m
高さ:(高い部分)10.5m (低い部分)2.3m
制作に使用した陶磁器
皿:30,000枚(国内13産地・海外7ヵ国)
モザイクタイル:540,000枚(㈱INAX提供)