昭和12年(1937)瀬戸市生まれ。写真家。早稲田大学政治経済学部中退。日本広告写真家協会賞受賞後、昭和41年(1971)「ビートルズ東京」でデビュー。主としてコマーシャル、雑誌の分野で活躍。多芸に秀でているので、「キッドナッピングブルース」では脚本・監修・撮影を一人でこなした。
「美術館のある風景」をコンセプトに、平成元年(1991)5月、四季折々の季節の豊かさに魅かれ選んだ千葉県千倉町に「海岸美術館」を開館した。館内は、夏には風が吹き、冬には暖炉に火が焚かれ、空には雲が行き、自然と一体化をうたっている。世界各国で出会った風景、そして時間を切り取った作品50余点を常設展示。また、浅井愼平の手によるガラス工芸作品も展示している。