戸田 修二

とだ しゅうじ


下品野生まれで、品野信用組合長の戸田兼助の二男。郷土史は飯より好きな男といわれた。末広町(末広商店街)に住み、鍼灸・マッサージとミシン販売をしていたが、郷土史のこととなると飛び歩くことが多かった。古陶磁や刀剣の鑑定ができ、詩吟も上手で師範の免許状を持っていた。昭和28年(1953)瀬戸市史編纂事業準備委員会に、昭和33年(1958)には瀬戸市史編纂委員に委嘱される。
文献・資料等を調査、蒐集し「瀬戸古城史談」を発表、その成果は『日本城郭全集 東海編』に掲載される。