昭和54年(1979)5月選定
瀬戸市制50周年記念行事の一つとして、市民投票により「市の花」に選定された。候補となった花は、つばき、つつじ、さつき、さざんか、もくれん、もくせいの6種類で、応募総数301票のうち、73票の最高票を得たつばきに決定した。
つばきは、市内の山地にも多く自生していて、園芸品種も多く、栽培はやさしいとされている。鎌倉から室町時代にわたって陶器の「灰釉」として用いられたと思われ、瀬戸市の窯業とも関係が深いとされる。
市を象徴するのにふさわしい花として、また市内の緑化や美化を推進するためのシンボルとして、市政40周年記念で決定した市の木「くろがねもち」とともに市民に親しまれるものとなった。