源敬公廟

げんけいこうびょう


国指定建造物 7棟
昭和12年8月25日指定 所在地 瀬戸市定光寺町 所有者 徳川義崇
文化財 源敬公墓(周囲石柵付)、唐門(平層門・銅瓦葺)、焼香殿(単層・寄棟造・銅瓦葺)、宝蔵(単層・寄棟造・銅瓦葺)、龍の門(四脚門・入母屋造・銅瓦葺)、築地塀(延長71間・銅瓦葺)、獅子の門(四脚門・切妻造・檜皮葺) 付参道・殉死者の墓・石柵4所
時代 江戸時代前期

慶安三年(1650)に没した尾張藩の藩祖徳川義直(源敬公)の廟で、その遺命により定光寺に築かれた。廟は帰化明人陳元贇(げんぴん)の設計により、儒教式廟建築形式をとった。同四年に山腹を3段にならして墳墓と石標を造り、翌承応元年1652)に門・焼香殿(祭文殿)・宝蔵(祭器庫)・築地塀などを完成した。

焼香殿・宝蔵
源敬公墓
唐門