瀬戸市末広町2丁目 都市緑地 0.11ha
かつての宮川駐車場の一角に、周辺の末広商店街の活性化の一環として計画され、商店街の買物客及び市民の憩いの場として昭和57年(1982)3月に竣工し、広く利用されている。噴水池、時計塔、照明柱、水飲み場などが設置され、周囲は約750本の樹木により植栽がほどこされている。
瀬戸市の姉妹都市であるナブール市との友好のあかしとして、記念モニュメント「ナブールの庭」が2005年6月に設置された。

瀬戸市深川町 街区公園 0.36ha
塚原第一号墳は瀬戸市南部の幡山地域東部、標高150m前後の丘陵尾根に造られた円墳である。市内でも最大規模の石室を有する古墳で、昭和41年に石室、平成18年には道路工事に伴う発掘調査が行われ、直径18m、高さ2.3mの墳丘に全長7.3m、最大幅2.2m、高さ1.7mの石室が築造されていたことが判明した。石室からは鉄刀、須恵器の蓋坏、高坏などが出土し、墳丘から須恵器の器台、脚付坩などが出土している。須恵器の年代から6世紀後半に築造された古墳と推定される。
古墳の発掘調査の後に石室を解体し、瀬戸東部環状線脇に発掘当時の状況を復元して移築された。移築古墳は墳丘の上に登って石室内を見学することができ、周辺もケヤキやクロガネモチなどが植栽されている。2013年4月に完成記念植樹祭が行われ、歴史広場として一般に公開されている。

