十三橋

じゅうさんばし


大正14年(1925)8月、瀬戸地方を襲った未曾有の集中豪雨で、瀬戸川にかかる木橋はことごとく流されてしまった。それ以後、主要な橋のコンクリート橋化が進められた。十三橋もこの大洪水で流れたため、架け替えられた。この橋は上流から順に刎田橋、藤四郎橋、公園橋、東橋、中橋、宮脇橋、神明橋、宮前橋、蔵所橋、窯神橋、南橋、瀬戸橋の次、十三本目の橋ということで「十三橋」と命名されたと云われているが定かではない(記念橋、山脇橋は十三橋より後で架けられた)。
その後、昭和27年(1952)12月に改築され、その後平成9年(1997)から3か年の継続事業で架け替え工事が行われ、平成12年(2000)3月21日に完成した。高欄はやきものではなくステンレス製で、デザインは住民参加によるワークショップで決定した。

十三橋

新京橋

しんきょうばし


瀬戸川の十三橋と吉田橋の間に架かる橋で、平成5年(1993)11月1日に完成している。
親柱は御影石を台座にし、その前面を凹曲線にして柔らかさを表現するとともに、ワインレッドの磁器板を貼り、支柱にも同様の磁器板を取り付けている。

神明橋

しんめいばし


大正14年(1925)8月、瀬戸地方を襲った未曾有の集中豪雨で、瀬戸川にかかる木橋はことごとく流されてしまった。それ以後、主要な橋のコンクリート橋化が進められ、神明橋も昭和2年(1927)にできた。
現在は橋も拡幅され、昭和61年(1986)4月には、1000年余の長い歴史と輝かしい伝統に培われたやきもののまち「瀬戸」にふさわしい景観の整備、シンボル作りのため「やきものを使った街づくり事業」の一つとして、欄干改築工事が竣工した。瀬戸クラフト協会のデザインで瀬戸の「陶土山」をイメージしたもので、稜線にあたる部分は染め付けのモザイクタイルで表現し、陶土の部分は量感のある陶器で表現されている。また、親柱と小柱は御影石のたたき仕上げとなっている。

神明橋