瀬戸原型陶彫会

せとげんけいとうちょうかい


熟練の原型師で組織されている。原型師は、ノベルティ(陶磁器製置物)などを制作する過程でデザイナーが描いた原画や動物などの写真をもとに、粘土で完成品のモデル(原型)を制作する職人。ノベルティの輸出が盛んな昭和年代には、市内で200人を超える職人が活躍したが、現在は輸出低迷と高齢化などで技術を引き継ぐ若手がほとんどいない状況にある。「陶磁器界を下支えしてきた職人の技術を若い人にも見てほしい。新たな展開が生まれることも期待している」と、新世紀工芸館で作品展を毎年開催している。

愛知県珪砂鉱業協同組合

あいちけんけいしゃこうぎょうきょうどうくみあい


瀬戸市見付町38-4
昭和2年(1927)創立。構成組合員は、瀬戸市を主体とした愛知県全域の珪砂の採掘、精選加工業を営業している企業である。業界の歴史は、組合より古く100年有余の歴史がある。珪砂は、ガラスの主原料で、特に瀬戸の珪砂は全国のガラス工業で使用され、瀬戸の特産品として全国に知られているものである。
組合は業界の振興、発展に寄与するため、各種の事業を行っており、重点事業としては業界の根幹となる原料鉱山の確保と採掘を行い、常に安定供給をモットーにしている。また工場で必要な副資材と機械類を共同購入し、コストダウンと安定操業に寄与している。

愛知県珪砂鉱業協同組合

愛知県陶磁器工業協同組合

あいちけんとうじきこうぎょうきょうどうくみあい


瀬戸市陶原町1丁目18
大正15年(1926)10月21日に組合員792名により発足した。発足当時から陶土資源の採掘供給事業を主軸に、当時瀬戸陶磁器工商同業組合工業部会が所有していた設備器具、機械を当時の金で14、213円で買取り事業を開始した。組合発足以来陶土事業を基幹事業として、県鉱区の祖鉱権設定による採掘、供給を行う傍ら、組合自らも陶土埋蔵地域の確保取得する一方、無尽蔵と言われた資源の有限を提唱、陶土供給を割当制にするなど長期安定供給策を講じ今日に及んでいる。又、陶土事業を主事業とする傍ら、消費地のユーザーからの要望を商品開発に反映させることを目的に昭和49年(1974)11月に流通センター事業を開始した。更に消費者ニーズを把握するとともに、陶磁器産地の名声を高めるためアンテナショップとして1983年(昭和58年)9月に〝せとものプラザ〟を開設、その後瀬戸蔵開館と併せて“瀬戸セラミックプラザ”を移設オープンし、消費者に直接商品を提供している。又、技術開発も重要施策の一環として取組み、時代に即した研究開発に取り組むとともに窯業原料、製品などの各種分析・測定・試験などに応えるほか、技術の相談・指導など幅広い活動を行い、技術サービス機関として地場産業の振興に貢献している。

愛知県陶磁器工業協同組合(瀬戸陶磁器会館)
愛知県陶磁器工業協同組合(瀬戸陶磁器会館)

赤津焼工業協同組合

あかづやきこうぎょうきょうどうくみあい


瀬戸市赤津町94-4
 赤津焼の特徴は、織部釉、志野釉、黄瀬戸釉、古瀬戸釉、灰釉、御深井釉、鉄釉の7種類の釉薬と、へら彫り、印花、櫛目、三島手など12種類の多彩な装飾技法にある。これらを駆使し、茶道具、華道具から家庭用品まで幅広く焼かれている。昭和52年(1983)3月30日、国の伝統的工芸品に指定された。 主な製品は、茶器、花器、酒器、飲食器などである。
 赤津焼工業協同組合の事務所は赤津焼会館にある。会館は昭和55年(1980)、赤津焼の研究資料・民俗資料保存を目的として建設された。赤津町の高台にあって織部釉の陶板で建物の外壁を被う特徴的な概観をもつ建物で、館内には会合用の研修室などを備えるとともに、茶道具・花器などから普段使いの焼物まで、赤津の窯元の作品を一堂に集めて展示・販売している。