環境基本計画

かんきょうきほんけいかく


新しい環境基本計画(第2次瀬戸市環境基本計画)は、瀬戸市環境基本条例に基づいて策定された計画で、やきもののまちとしての歴史を生み、育んできた瀬戸の豊かな自然と共生し、新たな環境を創造するための計画。瀬戸市の課題を解決するため6つの基本方針を掲げ、施策を展開していくもの。
(1)「自然を守る」:瀬戸市の長い歴史を踏まえた“これからの100年”を考え、豊かな自然を守るため、自然環境の保護と保全を進める。
(2)「自然と親しむ」:瀬戸市の豊かな自然との共生を図るため、身近な自然環境とのふれあいの場や機会をつくり、自然と親しむことのできる環境づくりを進める。
(3)「安全・安心に暮らす」:公害を防止し、都市基盤の充実を図ることにより、安全で安心な暮らしの環境づくりを進める。
(4)「こころ豊に暮らす」:瀬戸市の歴史・文化や景観に誇りのもてる、心豊かに暮らせる環境づくりを進める。
(5)「地球にやさしく暮らす・営む」:脱温暖化社会、循環型社会の実現に向けて、市民の生活スタイル・事業スタイルの転換を促進し、地球にやさしい暮らしや事業の営みを支援する。
(6)「人と地域を育む」:将来にわたって自然と共生し、より良い環境をつくり続けていくための人や地域を育む環境づくりを進める。

いきいき瀬戸21(健康づくり行動計画)

いきいきせとにじゅういち (けんこうづくりこうどうけいかく)


生活習慣病を予防し、生活の質の向上を目指した平成15年(2003)から平成24年(2012)までの10カ年の健康づくり運動計画。
健康づくりは全国民的な喫緊の課題となっており、国では平成12年(2001)にすべての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現するための計画として、1次予防に重点を置く「健康日本21」を定め、愛知県でもその翌年には「健康日本21あいち計画」を策定している。平成15年(2003)から健康増進法が施行され、瀬戸市はこれに先駆け国や県の計画を勘案して、「市民が明るく豊かでいきいきと暮らせるまち」の実現をめざし、10年後を目標年次とする健康づくりの行動計画「いきいき瀬戸21健康日本21瀬戸市計画」を策定している。
健康づくりのために市民・行政・民間・地域の組織などが取り組む9分野(食生活、運動、心の健康、たばこ、アルコール、歯の健康、糖尿病、循環器病、がん)について目標値を定めたもので構成されている。「健康は守る」の視点から、「健康はつくる」の視点で積極的に健康づくりに取り組み、「明るく豊かでいきいきと暮らせる瀬戸のまちづくり(基本目標)」を目指すもの。
平成25(2013)年度、第2次いきいき瀬戸21が策定された。本計画では、健康寿命のさらなる延伸をめざし、第1次計画での課題を踏まえ、今後10年間の健康づくりの指針を目指している。新しい計画では、メタボリックシンドローム対策とこころの健康対策の2点を重点課題として推進することとしている。

老人憩いの家

ろうじんいこいのいえ


瀬戸市須原町100
昭和49年(1974)5月12日開館。敷地3,305.21㎡。構造:鉄筋コンクリート平家建一部2階建。建築面積:1F519.86㎡、2F37.33㎡。高齢者生きがい活動支援通所事業(生活支援デイサービス)として、入浴、食事、日常動作訓練などの日帰りサービスを提供している。また、60歳以上の高齢者の方を対象に、憩いの場所として施設(サロン、お風呂、娯楽室など)を開放している。

老人憩いの家

歴史民俗資料館

れきしみんぞくしりょうかん


瀬戸市東松山町1
 瀬戸市内で発掘調査された考古資料と窯業生産道具を収集する施設として、瀬戸市立図書館が現在の位置に移転した後の建物に昭和43年(1968)に「瀬戸市民俗資料館」(非公開の施設)が開設された。ここに収集・保管されていた民具に加え、昭和48年(1973)の緊急調査で追加された資料が「瀬戸の陶磁器の生産道具及び製品」1,738点が、翌年2月、国の重要有形民俗文化財として指定された。しかし、不幸なことに指定直後の3月4日深夜の火災により資料もろとも焼失してしまった。その後再度資料収集を行い、3,943点の資料が昭和50年(1975)9月に追加指定となり、それを収蔵・展示する施設として歴史民俗資料館は昭和53年(1978)4月に開館した。国からの補助金により歴史民俗資料館とともに民俗文化財収蔵施設、埋蔵文化財収蔵施設も併設された。現在、その機能は瀬戸蔵ミュージアムに移転し、休館中である。

水野浄化センター

みずのじょうかせんたー


瀬戸市内田町1‐597
下水道基本計画の第一次建設計画で、瀬戸川・矢田川系の西部処理地区と水野川沿いの水野処理地区の二つに分けた下水道の整備を進め、水野処理地区に水野浄化センターを昭和47年(1972)に竣工。

水野浄化センター

 

埋蔵文化財センター

まいぞうぶんかざいせんたー


瀬戸市白山町1‐46
平成元年(1989)に埋蔵文化財収蔵施設として設立された。当初は、瀬戸市教育委員会文化財課調査係の施設であったが、平成4年(1992)に「財団法人瀬戸市埋蔵文化財センター」が設立されたことにより、瀬戸市やその周辺の埋蔵文化財を発掘・調査し、出土した遺物を保存し、研究する拠点となっている。

埋蔵文化財センター
埋蔵文化財センター

文化センター

ぶんかせんたー


瀬戸市西茨町113‐3
昭和57年(1982)に、瀬戸市制50周年記念事業の一貫として瀬戸市の文化の発信拠点施設を目指してつくられ、文化ホール、文化交流館(旧名:ふれあいホール、美術館(旧名:美術展示ホール)の3棟からなる。正式名称は尾張東部(瀬戸)地域文化広場。

パルティせと

ぱるてぃせと


瀬戸市栄町45番地
平成17年(2005)、瀬戸市の玄関である尾張瀬戸駅前に建てられ、市民交流・国際交流・市民の学習活動の拠点として、多くの人が利用できる施設。黒川紀章による設計。1・2・6階には店舗が出店し、3・4・5階には市民交流・国際交流、市民の学習活動を支援する公益施設がある。市民交流センター、市民サービスセンターが設置されている。