瀬戸市陶原町1-8 愛陶工内(事務局)
昭和63年(1988)7月設立。木節の会は、昭和62年(1987年)7月4日に、SAMSが開催した、シンポジウム“21世紀の瀬戸を考える”の中で注目された瀬戸市の中央鉱山の採掘跡地を有効利用したリプレース方式による新しい街づくりの方法に関心をもち、この構想を推進しようとする有志の呼びかけにより、昭和63年(1988年)7月16日に、“みんなで考えよう!鉱山跡地をどうする?”を合言葉に市民団体として設立された。会の名称は、1000年余の歴史を誇る瀬戸のやきものを支え、瀬戸の人たちの血や肉となってきた中央鉱山から産出する木節粘土の名をとって“木節の会”と命名された。約50名の会員により、鉱山ウォッチング、セミナーなどの活動を続けている。平成元年(1989)5月23日には、日独フォーラム。翌月17日~26日にかけては、西独ルール地方の炭鉱鉱山修復事情調査を計画、実施。
投稿者: setopedia
赤津焼工業協同組合
あかづやきこうぎょうきょうどうくみあい
瀬戸市赤津町94-4
赤津焼の特徴は、織部釉、志野釉、黄瀬戸釉、古瀬戸釉、灰釉、御深井釉、鉄釉の7種類の釉薬と、へら彫り、印花、櫛目、三島手など12種類の多彩な装飾技法にある。これらを駆使し、茶道具、華道具から家庭用品まで幅広く焼かれている。昭和52年(1983)3月30日、国の伝統的工芸品に指定された。 主な製品は、茶器、花器、酒器、飲食器などである。
赤津焼工業協同組合の事務所は赤津焼会館にある。会館は昭和55年(1980)、赤津焼の研究資料・民俗資料保存を目的として建設された。赤津町の高台にあって織部釉の陶板で建物の外壁を被う特徴的な概観をもつ建物で、館内には会合用の研修室などを備えるとともに、茶道具・花器などから普段使いの焼物まで、赤津の窯元の作品を一堂に集めて展示・販売している。
愛知県陶磁器工業協同組合
あいちけんとうじきこうぎょうきょうどうくみあい
瀬戸市陶原町1丁目18
大正15年(1926)10月21日に組合員792名により発足した。発足当時から陶土資源の採掘供給事業を主軸に、当時瀬戸陶磁器工商同業組合工業部会が所有していた設備器具、機械を当時の金で14、213円で買取り事業を開始した。組合発足以来陶土事業を基幹事業として、県鉱区の祖鉱権設定による採掘、供給を行う傍ら、組合自らも陶土埋蔵地域の確保取得する一方、無尽蔵と言われた資源の有限を提唱、陶土供給を割当制にするなど長期安定供給策を講じ今日に及んでいる。又、陶土事業を主事業とする傍ら、消費地のユーザーからの要望を商品開発に反映させることを目的に昭和49年(1974)11月に流通センター事業を開始した。更に消費者ニーズを把握するとともに、陶磁器産地の名声を高めるためアンテナショップとして1983年(昭和58年)9月に〝せとものプラザ〟を開設、その後瀬戸蔵開館と併せて“瀬戸セラミックプラザ”を移設オープンし、消費者に直接商品を提供している。又、技術開発も重要施策の一環として取組み、時代に即した研究開発に取り組むとともに窯業原料、製品などの各種分析・測定・試験などに応えるほか、技術の相談・指導など幅広い活動を行い、技術サービス機関として地場産業の振興に貢献している。
愛知県珪砂鉱業協同組合
あいちけんけいしゃこうぎょうきょうどうくみあい
瀬戸市見付町38-4
昭和2年(1927)創立。構成組合員は、瀬戸市を主体とした愛知県全域の珪砂の採掘、精選加工業を営業している企業である。業界の歴史は、組合より古く100年有余の歴史がある。珪砂は、ガラスの主原料で、特に瀬戸の珪砂は全国のガラス工業で使用され、瀬戸の特産品として全国に知られているものである。
組合は業界の振興、発展に寄与するため、各種の事業を行っており、重点事業としては業界の根幹となる原料鉱山の確保と採掘を行い、常に安定供給をモットーにしている。また工場で必要な副資材と機械類を共同購入し、コストダウンと安定操業に寄与している。
ふたば作業所
ふたばさぎょうじょ
瀬戸市西寺山町55番地0561-83-0373
社会福祉法人ふたば福祉会ふたば作業所。事業開始は昭和56年(1981)4月1日に精神薄弱者授産施設(通所)ふたば作業所として開所した。第1種社会福祉事業精神薄弱者授産施設(通所)ふたば作業所定員25名にて着手した。その後1984年(昭和60年)3月31日定員30名。昭和61年(1985)3月31日定員35名にと定員変更を実施し、現定員は35名で実施。1984年(昭和60年4月1日)授産施設精神薄弱者ふたば作業所の製作品展示即売所(瀬戸市東寺山町183番地長根連区・国道353号沿線)を瀬戸市老人クラブ連合会、身体障害者福祉協会、精神薄弱者育成会ならびに愛知県社会福祉事業振興センターの協力、赤津陶磁器青年研修会、株式会社アイトー等及び瀬戸市ボランティア諸団体の支援ならびに協賛を得て実施している。建設財源:授産施設・作業所、展示即売所(基本財産113,737,240円)。国、県、瀬戸市、愛知県共同募金会補助金。社会福祉医療事業団、愛知県社会福祉協議会。借入金。自己資金(福祉会)。理事寄付金。
瀬戸市老人クラブ連合会
せとしろうじんくらぶれんごうかい
瀬戸市川端町1丁目31(やすらぎ会館2階) 85-5523
瀬戸市老人クラブ連合会では、シニアスポーツ(ゲートボール・グラウンドゴルフ・クロリティーなど)を通じて、楽しみながら交流と親睦を深め、健康保持、増進を図っている。また、仲間づくりへと結ぶ趣味活動として、芸能大会・趣味の作品展・囲碁大会や女性部のコーラスなど様々な活動を行い、交友の和を広げている。
主な行事として、5月春季グラウンドゴルフ大会・ゲートボール大会、7月芸能大会、9月秋季グラウンドゴルフ大会、クロリティー大会、10月瀬戸市老人福祉大会、11月趣味の作品展、1月囲碁大会などがある。また、老人クラブ会会報「和気藹藹」を発行している。
市内在住のおおむね60歳以上の方に老人クラブへの加入を呼び掛けている。
瀬戸市民生委員児童委員協議会
せとしみんせいいいんじどういいんきょうぎかい
民生委員・児童委員は、「民政委員法」・「自動福祉法」に定められ、厚生労働大臣に委嘱されたボランティアとして、地域住民の立場に立って、暮らしを支援する人。すべての民生委員は児童委員を兼ねており、子どもに関する相談支援活動も行う。また主任児童委員という主に子どもに関する支援活動を行う委員もいる。子育てに関すること、高齢者の介護に関すること、健康・医療に関することなど、生活の中で気になっていることを相談、心配ごとなどを解決するために専門機関や福祉サービスなどを紹介し、行政とのパイプ役や調整役を行う。
すべての民生委員・児童委員は、市町村の一定区域ごとに設置される「民生委員児童委員協議会」(略称:民児協)に所属し活動をしている。この市町村の一定区域ごとに民児協を設置すべきことは民生委員法に規定されている。民児協は、一人ひとりの民生委員・児童委員を会員とする組織であり、個々の委員活動を支える役割を果たす。それぞれの民児協は互選により決定された代表者(会長)のもと、課題別の委員会・部会を設置するなどにより組織的な活動も行なっている。また、月に1回以上の「定例会」を開催し、会員である民生委員・児童委員同士の連携をはかるとともに、困難な課題を抱える世帯への支援の方法等についての検討も行なったり、会員である民生委員・児童委員向けの研修も行なっている。
瀬戸市母子福祉会
せとしぼしふくしかい
瀬戸市川端町1-31(やすらぎ会館 2階)
母子家庭や寡婦の方々の自立と生活安定を図るため各種の行事を企画・実施したり、生活指導、就業等の相談に応じる等、母子家庭及び寡婦の福祉の推進を行っている団体で、昭和25年(1950)11月01日に設立。活動実績は、瀬戸市母子福祉会総会、会員日帰り旅行、ボーリング大会、バーベキュー交流会、クリスマス交流会で、組織規模は会員数180人。
瀬戸市小中学校PTA連絡協議会
せとししょうちゅうがっこうぴぃてぃえぃれんらくきょうぎかい
教育関係団体。事務局は会長の選出された学校に置くことになっている。市内公立小中学校PTAの連合体として組織されている。目的としては市内各学校PTA及び県、東海北陸、全国PTA連合会との連絡提携、PTA活動についての研究と対策、学校教育の研究並びに連絡推進、教育関係者及び教育団体との意見交換を行っている。
瀬戸市小中学校図工研究会
せとししょうちゅうがっこうずこうけんきゅうかい
瀬戸市内の小学校図画工作、中学校美術を子ども達に教えているメンバーで“子どもの美術を研究する”目的を持った研究会である。授業終了後、月1回の研究会を実施している。また、定例の行事として、しんあいち新聞社とタイアップして「子ども陶芸展」「瀬戸市小中学校版画展」を実施している。子ども達の良い作品を市民に見ていただこうと、“どういう作品をつくらせようか”、“どういう指導をしたらよいのか”と、会員の先生方で話し合い、研究したりしている。この会は、日本美術教育会の中でも歴史の古さ、すばらしい伝統、研究熱心さ、仕事の中味に強い自信を持って活動をしている。最近の具体的な仕事としては、瀬戸市文化センターの緞張原画製作、(社)瀬戸青年会議所とタイアップして製作した瀬戸公園南土堤の陶壁画原画製作がある。現在は、広報「せと」の表紙に子どもの絵を掲載するため、研究活動中である。子ども達に少しでも良い作品をつくらせるため、教師自信が研究を重ねている会である。