瀬戸市東松山町1‐2
正式な発足は昭和20年(1945)。県に設立申請がされ、蔵所町の旧陶磁器陳列館の2階に開館した。この時の蔵書数は2,412冊、当時は有料制で館外貸出は保証金10円を支払い、閲覧料は1回5銭。昭和27年(1952)6月に宮脇町の深川小学校地に移転したが。木造校舎2階建てで、それぞれ4教室あったものを改装して1階を図書館とした。この時の蔵書数は約1万1,200冊だった。昭和41年(1966)、東大演習林事務所(東松山町)の学生宿舎跡を改造して移転。昭和45年(1970)に市制40周年を記念して現在の位置に移転。緑に囲まれた静かな環境のなか、1階に児童書コーナー・一般閲覧コーナー・集会室、2階に参考室・会議室などがあり、読書や調査研究に利用されている。蔵書は30万冊をこえ、貸出し冊数は年間54万冊になる。図書館外壁及びロビーには北川民次原画の陶壁があり、瀬戸市立図書館のシンボルとなっている。