品野祗園祭

しなのぎおんまつり


品野祇園祭は、瀬戸市下品野地区で毎年7月第3土曜日の夜半に1台の山車を中心に神輿や踊りの隊列が中心部を巡行する、疫病除け、夏病み除け、豊作・商売繁盛を祈願する祭礼である。祭礼に先立って、牛頭天皇を祭神とする津島神社より地区の分社に「御札」を受ける神事がある。品野津島社の創始や山車を伴う祭礼の始まりについては諸説あるが、遡っても江戸末期から明治初期の頃からと思われる。
⇒瀬戸市指定民俗文化財「品野祇園祭の神武天皇像および従者像」を参照
 山車巡業は、大提灯を先導に万灯車、続いて山車が威勢のよい町内の男衆に引かれてやってくる。山車の中からは祭ばやしの音が聞こえ、山車の後ろにはゆかた姿のおどり隊が、「品野音頭」など踊りを披露しながら一団となってついてくる。山車巡業の際は、国道248号の品野坂上から品野駅間が通行止めとなる。
主催:下品野連区自治会・品野祇園祭協賛会