鉄釉てつゆう 酸化鉄を呈色剤として使用した釉薬。瀬戸焼では、鎌倉時代の13世紀末期の「古瀬戸」に使用されたのがその最初である。その含まれる鉄の分量によって茶色から黒色まで発色する。瀬戸黒、天目釉、柿釉、錆釉、古瀬戸釉等も鉄釉の一種である。