灰釉

かいゆう


植物の灰を使用した釉薬で、瀬戸では1,000年前から使用されている。釉薬の基本といえる釉薬である。色調は、灰の中に含まれる不純物(金属成分等)によって変わるが、酸化焼成では淡い黄緑色、還元焼成では淡い青色に発色する。御深井(おふけ)釉も灰釉の一種である。