陶製梵鐘

とうせいぼんしょう


瀬戸市指定歴史資料 1口
平成9年2月14日指定 所在地 瀬戸市深川町 所有者 法雲寺
文化財 高さ115センチ、直径79センチ 時代 昭和17年10月

日中戦争が勃発した翌昭和13年に、家庭用品を中心にした銅・鉄製品の製造規制が始まり、それと共に金属器の「代用品」を陶磁器で生産することが奨励されるようになった。昭和16年8月には「金属類回収令」が公布され、翌年5月には仏具・』梵鐘類などの強制譲渡の法制化へとエスカレートしていった。
法雲寺の梵鐘も昭和17年10月に出征したので、すぐに同時に代用品として製作したのがこの陶製梵鐘である。鐘を突くという実用性は度外視した、国内でも稀な大型「代用品」である。法雲寺は真宗大谷派で明治16年に房社が設立された。

陶製梵鐘