東公園

ひがしこうえん


 瀬戸市中山町、一里塚町  総合公園 21.50ha
市街地をとりまく周辺緑地ゾーンに属し、市街地の東南方向の丘陵に位置する。宅地開発の進行により、市街地に接する自然緑地が徐々に減少する傾向にある中にあって、できる限り自然を保全しつつ、位置的には市街地に近接するため都市的な利用にも対応ができるよう、市民全般の休息、観賞、散歩、遊戯、運動など多目的に利用されることを目的とする総合公園として計画された。
野球場を中心とした施設ゾーン(9.0ha)と生活環境保全林「中山の森」の自然環境ゾーン(15.7ha)とに大別されている。施設ゾーンには、野球場、テニスコート、多目的広場、ベンチ、東屋、遊歩道、植栽、児童遊具等が設けられている。また、「中山の森」は、自然林との調和を図り、四季折々の変化を楽しませてくれる樹木を多くとり入れた。春の息吹を感じさせる早春の森、明るい芝生広場、眺望絶景の市民の森、東側アプローチにある紅葉の森、野鳥の森に分かれ、散策路で結ばれ、自然観察、森林レクリェーションに適するよう整備がされている。昭和55年(1980)に着工し、段階的に整備するなかで昭和61年(1986)4月に竣工をみた。