瀬戸南部土地区画整理事業

せとなんぶとちくかくせいりじぎょう


組合施行による土地区画整理事業で、昭和50年(1975)2月に認可をうけ、昭和62年(1987)3月に施行済である。
本地区は、瀬戸市の南部に位置し、東には菱野団地、西には井林川、南には国鉄岡多線(愛知環状鉄道)とに挟まれた丘陵地であった。昭和50年(1975)頃の本地区は、周辺の発展に伴い、瀬戸市南玄関としての役割を求められるとともに無秩序な開発をさけ、公共施設が整った健康的で住みよい街づくりをと考え、区画整理事業で地区の整備をめざした。
組合設立までの準備期間が9年余が経過するなかで、昭和50年(1975)2月に組合が設立され、瀬戸市では戦後最初の組合施行による土地区画整理事業が第一歩を踏み出した。本市の土地区画整理事業のモデルとして注目を集め、12年の歳月を経て事業完成の運びとなった。
施行面積   52.6ha
事業費    4,984,600千円
公共用地率  前7.97%  後24.15%
減歩率    公共用地17.40%  保留地15.75%
権利者    405人