銀座通り商店街振興組合

ぎんざどおりしょうてんがいしんこうくみあい


設立は昭和43年(1968)。地区としては朝日町(尾張瀬戸駅より東に200mの川の北側)を中心とした地域である。街区の延長160mのアーケード・カラー舗装がされている商店街の常時歩行者専用となっており、来街消費者の安全性を保つ楽しいショッピング街である。歴史としては瀬戸街道沿いに生まれた宿場町、瀬戸物の集散地として問屋町・陶祖を祭る門前町として自然発生的に商業集積を形成してきた。当時は朝日町商店街として発足し、後に銀座通と名称が代わった。名称の“銀座通り”は地場産業の陶磁器が栄えたころ宮前発展会ともども一番の繁華街であった所から付けられた。
中心市街地活性の空き店舗対策事業として、平成13年(2001)4月、商店主の若手有志が発起人になって、商店街内に地域の人々のお休み処、憩いの場所を作ろうと動き始めたプロジェクトに、名古屋学院大学の学生たちが準備段階から参加し、学生たちが後押しする形で「銀座茶屋」が、同9月企画・経営を大学生が商店街と協働して行うカフェ&雑貨「マイルポスト」が開店した。こうした、大学連携によるまちづくりの成果が認められ、中小企業庁の「がんばる商店街」77選に選ばれた。その後、瀬戸市の補助制度を活用した店舗が相次ぎオープンした。銀座茶屋は地域のコミュニティーサロンとして、また異世代間の交流の場として多くの地域の人たちに利用されたが、客足も鈍りはじめ平成26年9月末閉店した。
平成26年8月30日、アーケードの改修が完成したのを記念して「銀こい夏まつり」、31日「第16回ぎんざ・えんにち」が開催された。