瀬戸クラフト協会

せとくらふときょうかい


昭和41年(1966)設立。会は「会員相互の協力により生活工芸(クラフト)という視点から創作活動を通し、社会に文化的寄与をすると共に、会員の社会的地位の向上と人間生活の未来に関わる問題提起を行う」ことを目的としている。また研究会、交流会などを開いて会員の意識向上を計っている。交流の一つとして、内外の陶業地やイベントを視察し研修に努めている。昭和53年(1978)愛知県立三好学園に会員が中心となり、「ふれあいの塔」を焼き上げた。現在は、せともの祭りに「クラフトの社フェスティバル」展を開催し、会員の新作発表と共に他ジャンルのクラフト作家を招聘し、作品展示による交流を深めている。また会員は各地で個展、グループ展等を積極的に開催している。
 平成28年に協会が設立50周年を迎えるのを前に、平成24年から3年にわたり、クラフト協会に所属する陶芸家らによる企画展「瀬戸のクラフトの系譜-昨日、今日、明日へ-」が新世紀工芸館で開かれた。