国際ソロプチミスト瀬戸

こくさいそろぷちみすとせと


国際ソロプチミストは、独自の活動のほかに国連専門機関の活動も支援し、ときには連携して活動する。国際理解、親善、平和を促進するために、政府機関やその他の機関に協力して、ソロプチミズムの目的を全世界に普及する事を目的としている組織。ソロプチミストの原点は奉仕であり、世界各地のクラブ、リジョン、連盟は次の奉仕プログラム分野に関連する多種多様な奉仕活動を展開している。
瀬戸、尾張旭市の女性経営者などでつくる「国際ソロプチミスト瀬戸」(会員20人)は、「一般的知名度」いわゆる、ソーシヤルネットワーキングを目的として活躍している。
 その一:「あいち海上の森」で“人と自然との共生”についての探究を心掛けてきた。この試みを私共だけに留めず、さらに広く、国内外の人材の育成にも貢献できるようにと、次のような企画を試みている。「あいち海上の森センター研修室」が開講する講座の一つに“国際交流コース”を設けるように働きかけ、将来母国での活躍が期待できる海外からの次世代を担う留学生に呼掛け、その受講を支援するために国際ソロプチミスト瀬戸より奨学金(平成20年度から)を「あいち海上の森センター研修室」に寄贈した。
 その二:Sクラブへの支援活動は、20年も過ぎた自分達のクラブにとって若さと元気を与えてくれる原動力となっている。最近では成長し、自主的に学業以外の関連課題にも積極的に取り組み、活動するようにまでなってきている。
 その三:地域行事にも積極的に参加して、「国際ソロプチミスト瀬戸」の地域知名度の向上に心掛け、クラブの発展に繋がるようにと不断の努力をしている。
その事例は、国際博覧会愛・地球博のテーマ「自然の叡智」にちなみ、一人ひとりの気持ちのこもった木を植え、やがて大きな森に育てていこうという100万本の森運動で、国際ソロプチミスト瀬戸が認証10周年を迎え、継続的な社会貢献活動として「100万本の森基金」を提唱し活動を展開した。また平成21年、組織結成20周年記念事業の一環としてハイブリッド車1台を瀬戸市に寄付した。瀬戸市制80周年を祝い、観光事業「せと・まるっとミュージアム」の推進に役立ててもらおうと贈ったもの。車は白のトヨタ「プリウス」(260万円)で、会員が積み立てた記念事業資金で購入した。